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釣行記 2018年11月23日 金曜日 |
千葉県 木更津出艇 |
アオリイカ → アジ・メバリングのリレー |
どうしても釣れないもの・・ まぁ たくさんあるのでしょうが、今シーズン2度狙いましたが 1杯も釣れていないのがアオリイカです。 今回リベンジということで、NOZOMI船長に頼み込み(笑) 3回目の機会を授かりました。 なんとしても1杯獲りたいものです。 中オモリの先に結ばれた、4メートルのリーダーをどうしてよいのかが掴めず・・ その先にあるエギの動きや体勢と、それに触っているであろうイカのイメージが まったくつかないのです。 元ルアーマンとして、これは致命的ですよね(苦笑) 漠然とした釣りにならないよう、NOZOMI船長のアドバイスも思い起こし イメージだけはしてきたつもりですが、いかに・・ そして、今回はテンコ盛りです。 この時期になると風が強い日が多く、沖に出られる機会も激減します。 出られるのであれば、とことん釣りを楽しみましょう♪ ということで、ナイター便も連動した企画となりました。 狙うは勿論、アジとメバルです。 NOZOMIご夫婦と私以外の同船者は・・ 前々回のシャクリエギ釣行では、前半にブリを釣り上げてしまい 殆ど寝ていた(笑)おけらさん。 そして前回はアオリのアタリは何度か捉えたものの、 型を見ることが出来なかったまんすりあんぐらさん。 と・・ 私だけでなく、皆さんリベンジということになるのですが、 私はこの2回とも参戦し、2回とも型を見ていないわけですから お二方とはかなり違う立場・・ そう「崖っぷち」とでも言いましょうか(-_-;) なので、気合は相当注入していますよ! さて出発・・ 多少風があって、波立っていますが、この時期にしてはありがたいレベルです。 空気は澄んでいて、遠く三浦半島の背後にクッキリと見えています。 |
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三浦半島の向こうに富士山がクッキリ | |
NOZOMI船長は船を竹岡方面に向けています。 波を食らわないように、少しゆっくり目に走ってポイント付近に到着・・ あれっ! 30分くらいしかかかっていない? 波切性能が向上し、走破性がアップしたNOZOMI2号艇・・ 「ゆっくり目」というのは、安定した走りからくる錯覚だったようです。 さて実釣開始です。 おけらさんと私がバウデッキの左右。 まんすりあんぐらさんはスターンデッキの左舷。 右舷はいつものようにNOZOMI船長と姫が交代で・・ 大体 16~20メートルの底立ちで、 リーダーの長さを加味した棚指示を出してくださいます。 私は仕掛を底まで下ろさず、 エギやオモリが見えるところでイメージを確認します。 んっ! 何となくいけそうな気がします♪ しかもこの日は終始サバフグがいなかったので、 とても釣りがしやすかったです。 これはいけるでしょう♪ オモリの後ろにあるエギが水流を掴んでいるという感覚が なんとなくわかってきたような気になります。 シャクリを入れた後、エギが泳ぐ姿も少しですが見えてきました。 これは間違いなくいけるでしょう♪ ところが船中、なかなか景気の良い声は上がりません。 当然わたしも・・ 北風が冷たいのですが、海上の陽射しは強く、寒いことはありません。 しかもこの釣りは頻繁にシャクリを入れますし、 波っ気があるため、体位を維持するために体重移動も必要となれば 逆に風が無いと汗ばんでくるくらいかもしれません。 集中してエギをイメージしていると・・ スターンデッキの方から声がします。 「来たっ!」 後ろを覗き込むと・・ まんすりあんぐらさんの竿が弧を描いているではありませんかっ! えぇ~ スゴいなぁ・・ 羨望の眼差しでそれを見つめます。 カワハギロッドがあの曲がり具合だと、結構サイズもいいのでは? 「テンション抜かないように ゆっくりねぇ~」 NOZOMI船長のアドバイスが飛びます。 ニヤけるまんすりあんぐらさん・・ 気持ち すごいわかるんですけど・・ そして潮下に白いものが見えました。 「おお~ 良いサイズ!」 無事にタモに納まったところを見届けて、 私は自分のエギを根掛かりさせないようハンドルを数回巻き、後ろに走ります。 実はこの、私が目を逸らしている数秒間に大変なことが・・! 「ビチャーーーッ」 ってな音が聞こえたのですが、慌てて見てみると そこには墨まみれになったまんすりあんぐらさんと、NOZOMI船長が・・(-_-;) 特にまんすりあんぐらさんは顔面に思いっきり食らってしまいました(笑) タオルを渡して顔を拭いてもらい・・ キャビンに置いてあったカメラを取って、パシャ! |
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まんすりさん 本命 しかも良型! | |
アオリイカの復讐の洗礼は受けましたが、それも嬉しそうでした。 いやぁ 嬉しいでしょうよ。 初アオリでしかも良型ですから♪ 今こうして画像をあらためて見ても、船内やウエアに残っていますね。 黒いものが・・(笑) とっても羨ましいのですが、実績が出たことでモチベーションも上がります。 エギのカラーはグリーン系とのことでした。 手持ちは少ないのですが、それらしいのをチョイスしてチェンジします。 少し経験値が上がってきたのでしょうか・・ 心なしか・・ それまでよりも水中のイメージが掴めているような気がしました。 私にも釣れそうな気配を感じます。 何となく今までの経験で、このような気持ちになった時には 釣れたように思うのですが・・ 気のせいでしょうか。 それから何度か流しを変えていただきますが、型は出ず・・ すると、景気の良い声を出したのはまたしてもこの人でした。 「来たぁ~!」 えぇ~ すごいけど、どうしたらこうウマくいくのかなぁ・・ ニンマリのまんすりあんぐらさん、今度はタモ入れしたイカを慎重に扱います(笑) |
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好調のまんすりさん これはモンゴウでした | |
2杯目ですが、これはアオリイカではなくモンゴウイカでした。 私としてはそんなことはどうでもよく、ただただ羨ましいだけでした。 味はアオリイカに勝るイカはありませんが、モンゴウイカも美味しく 身の厚さは断トツなんですよねぇ。 このイカが掛かるってことは、エギが底付近をトレースしていたのでしょうか。 と、釣れていないのに余計なことを考えたります(-_-;) いや、釣れていないから考えちゃうのかな(笑) なんとかひとつ欲しいものです。 アオリでもモンゴウでも、どっちでもいいからとにかく釣りたい。 そんな思いで竿を握っていると・・ 「来たぁ!」 と、雄叫びを上げたのは、またしてもこの人でした。 いやぁ 完全に乗ってますねぇ イカが乗ってるんじゃなく、まんすりあんぐらさんがですよ♪ |
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またしてもまんすりさん 3杯目もモンゴウ | |
これもまたモンゴウイカでした。 しっかりグリーン系のエギも写り込んでいますね。 これはリベンジを果たして余りある、快進撃と言えるでしょう。 羨望というか、脱帽です(-_-;) その後、ちょいと竿を持ったNOZOMIさんもモンゴウイカをひとつゲットします。 操船が忙しく、ちょっとやってみてコレですからねぇ・・ 一体どうしたら釣れるんでしょう(-_-;) そうは言っても、必ず私にもチャンスはあるはずです。 そういう意味ではバウデッキにもうひとり、釣れていない人がいます。 おけらさんです(笑) 前のふたりが型見ず(-_-;) 後ろの釣り座が有利なのかなぁ(笑) おっと・・ このネタ・・ 内輪ウケのマンネリ素材です(失礼)。 しかしここでおけらさんに先に釣られたら焦るよなぁ・・ 残り時間は少ないし、 ふたりともひとつずつ釣ってハッピーエンド♪ な~んていう線はまず無さそうですもんねぇ(-_-;) ここは・・ 「ふたりとも釣れないで、釣れたおふたりを称える」 この線が一番無難だな・・(笑) そして、夜の部でアジとメバルをガッツリ釣っちゃえば それですべてOKでしょ♪ さて、そろそろおしまいの時間が迫ってきました。 おけらさんは、竿を置いたままキャビンのトイレへ入ってしまいました。 根掛かりでもしたら一発でエギをロストしてしまいます。 ヘタすると竿ごと・・(-_-;) まぁ ちゃんとそれを想定して棚を上げていることはわかっていますけど おけらさんが戻って来るまでは、注意していましょう・・ 「カタン」 あっ、そう思ったそばからエギが底をさらってしまったか・・ デッキのレールに掛けたおけらさんの竿がズリ落ちました。 いかんいかん・・ と思い、私は急いでおけらさんの竿を手に取り リールのハンドルを数回巻き上げてみます。 よかったぁ 根掛かりはしていないようです♪ ちょうどそこへ戻って来たおけらさんに竿を渡します。 「ちょっと根に触ったようですが、引っ掛かっていませんでしたよ」 「あっ すいませんねぇ ありがとうございます」 そんな会話を交わしたところで、 リールを巻き始めたおけらさんの様子が一変します。 根掛かりはしていなかったのですが、何か引っ掛かって・・ えぇ~っ! 何か・・ ってイカじゃないですかっ! 最初は「まさか」と思っていたのですが 竿先にジェット感が見て取れたので、まず間違い無くそうなんでしょう(-_-;) 水面に白いものが見えました! アオリイカです! 置き竿にも来るんですかぁ! しかも、私がハンドルを数回巻いて気付かなかったなんて かなりお恥ずかしゅうございます(-_-;) |
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おけらさん なんと置き竿でアオリイカ! | |
無事にネットイン♪ まんすりあんぐらさんのアオリイカには及びませんが、十分嬉しいサイズです。 NOZOMI船長が早々にこれを〆ます。 |
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墨じゃなく、水を吐かせてから〆るんですね | |
見る見るうちにゲソを含む、身体全体が白くなっていきます。 ということで・・ 終盤に悪いことを考えた私はその報いを受ける格好となり、 ひとりズーボとなってしまったのです(-_-;) 3人でリベンジに臨み、結果は私だけがそれを果たすことが出来ませんでした。 乱れた気持ちは結果に繋がってしまう・・ そんなことを痛切に感じたアオリイカ釣行は、これにて幕となりました。 釣りは釣りだけでなく、人生においても勉強の場を与えてくれます。 それにしても・・ あ~ イタタタタ・・(泣) さて、ここで一旦マリーナの桟橋に帰港。 私たちは道具の入れ替えをしますが、 夜の沖には出ない姫が、ガスコンロでお湯を沸かしてくださっています。 カップ麺です! この時期、どんな食べ物よりも嬉しいのがコレですよねぇ♪ 老眼鏡を頼りに、かじかむ手で細かいアジングの仕掛を作りつつ ズッ ズッ ズゥ~ とすするカップラーメン! ホント最高です♪ 支度も整い、体も温まり、お腹も満たされたところで再出艇です。 しかしホント好きですよねぇ(笑) 4頭の馬と鹿を乗せたNOZOMI2号艇は暗い海を進んでいきます。 |
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アジング初挑戦のまんすりあんぐらさん | |
今回はアジング&メバリングだけではありません。 アミコマセとサビキとイソメを持ち込んだおけらさん・・ 終始アジを釣り上げていました♪ |
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サビキでアジを連掛けするおけらさん | |
アジングやメバリングでも、勿論楽しく釣ることが出来たのですが、 おけらさんの釣果は圧倒的でした(笑) 今回アジは、おけらさんにお裾分けいただいちゃいいましたぁ♪ あっざーす! |
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これ 間違いなくラードアジです | |
私はアジの他にメバルを5匹を釣ったのですが、 すべてジグヘッド&ワームによる釣果で、 あれだけアジを釣りまくったおけらさんの胴付仕掛&イソメには 1匹もは食って来ませんでした。 確かに生エサは釣れますが、常に疑似餌よりも良いわけではなく、 仕掛によっては狙えるポイントや層が異なりますよね。 それを見付けて、または選択して違う結果を得るということ・・ これは本当に面白いことです。 誰にも止められなかったら、ずぅ~っと釣り続けてしまいまそうです。 釣欲は満たされることを知らず・・ しかし、イケスは満たされていき、自ずと納竿のタイミングが見えてきます。 いやぁ 本当に満たされました。 今回も一日、昼の部だけでなく夜の部まで、とってもよく遊びました♪ 遊び過ぎですね(笑) NOZOMI船長、姫、おけらさん、まんすりあんぐらさん ありがとうございました。 帰宅・・ クーラーボックスに、こんなものが入っていました! |
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私が釣れなかったモンゴウイカが2杯も!! | |
「こんなもの」とは失礼ですね。 「こんなに素晴らしいもの」です。 まんすりあんぐらさんが釣ったモンゴウイカ2杯です。 彼は全部で3杯釣りながらも、本命のアオリイカ1杯のみを持ち帰り、 モンゴウイカは私にくださったのです。 釣れなかったのに、釣ったご本人より多くの釣果を持ち帰るなんて・・ こっぱずかしい反面、たいへん貴重で嬉しいお土産となりました。 まんすりあんぐらさん、ありがとうございます。 これは刺身とイカワタホイル焼きでいただきました。 刺身は身がとても分厚く、食べ応えがありました。 味も良いですね♪ 東京湾の乗り合い船では、とても人気のある釣り物(スミイカ)ですが その訳がハッキリわかりました。 そして私を大いに唸らせたのが、モンゴウイカのワタでした。 スルメイカ同様、立派なワタがたくさん詰まっているのです。 こういうことになっていようとは、つゆ知らず・・ これを見た途端にイカワタホイル焼きが決定したのでした。 ん~ これも最高ですねぇ♪ ワタの味そのものはスルメイカより濃厚と感じました。 これがいただけるなら、私はアオリもモンゴウ(スミ)も十分両本命です。 3回目となったアオリイカ狙いですが、未だ型を見ず・・ 型を見ないまま、この釣りの素晴らしさを、毎回目の当たりにしています。 釣れていないのに、素晴らしさだけがどんどん積み上げられてしまい これはもう意地になりますねぇ♪ どうしても釣りたい! こんな思いが実現していくプロセスも釣りの楽しさです。 そして・・ この思いを強く抱き、釣行を重ねれば、いつか必ず実現することでしょう! いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~ |
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