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釣行記 2019年1月27日 日曜日
神奈川県 八景 一ノ瀬丸出船
釣り物決まらず お手軽タチ・アジで一息

鹿島灘の釣り物で目白押しの年末年始。

12月恒例の寒ビラメに行かないまま1月を迎え、
モタモタしてたらヤリイカが来てしまいました(-_-;)

そうなると、後戻りしてラメを追う気も弱くなってしまいますが
かと言ってヤリイカもまだ本気を見せてくれません。

決めあぐねていると、イワシの群れが入って来て
数日間ヒラメの好調が続きますが、
休みを取るタイミングを計っているうちに、それも下火に・・

それならいっそヒラメの線は捨て、ヤリイカに照準を合わせて
いつ入って来ても出動できるように仕事を調整しておきますが
そうすると、その行動を見ているかのように、なかなか入って来ません・・

一体どうしたらいいのぉ~!!

お小遣いの関係で、ヒラメもヤリイカも一発で決めたい・・
そんな思いが私の足を沖から遠ざけます。

アレコレ釣り物を探索し、「これっ!」と決めた狙いに合わせ
即休みをとって釣行・・ (休日ならそれに越したことはありませんが)
こんな楽しいはずのプロセスが、自分の中でクリティカルになっていきます。

こうなるとちょっと疲れちゃいますよね。

「のんびり、そしてお手軽な八景のアジかイシモチにでも行くかなぁ・・」

そんな気持ちになっていたところで、NOZOMIさんから連絡です。

NOZOMIさんは私とは違って、予定通り12月にヒラメに行っているので、
ターゲットは絞れているのですが、
ヤリイカに関しては、私同様ヤキモキしていたようです。

そして・・
この時期には珍しく、50~60メートルの浅場で、まだタチウオが釣れている・・

船宿によっては、夏~秋のようにアジとのリレー船を出しているようです。

「行きませんかぁ?」

いやぁ~ なんだか気分がとっても軽くなりました。
こんなお手軽な釣行で、の~んびりと一日沖に出たくなったのでした。

お弁当とビールを持って、寒いのになぜかポカポカな沖へ♪

ということで、釣行前日の午後(笑)
この話は即決したのでした。

さて当日・・

いつもNOZOMIさんが釣り座を押さえてくださっているので
たまには先に入って日の当たる右舷、更にはトモを確保しようと
早目に茨城の自宅を出発。

だいぶ早く着いて、釣り座のボードを見ると・・
なんとガラ空きです。

左舷オオドモから3席が確保されているのみ。
迷わず右舷オオドモから2席のプレートを取りました。

その後NOZOMIさんが到着。
受付を済ませ、船に荷物を運びますが、
右舷はNOZOMIさんと私を含んで3名。
左舷も4~5名でした。

お隣のコマセマダイは船中3名とのこと(左舷1名)。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
こちらは右舷3名 お隣は左舷1名

NOZOMIさんは私にオオドモを譲ってくださいました。

広々とした釣り座が確保でき、待ちに待った出船です。

西寄りの風がやや強く吹く予報ですが、
三浦半島にベッタリへばりつくようにタチウオの寄り場が点在しているため
実釣中は風裏になるので、まったく問題ありません。

八景からですと航程わずか20分程度です。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
富士山を眺めながら沖へ向かう

見慣れた猿島沖・・

出たと思ったら、間もなく潮回りが始まります。

先に沖に出ていた船宿もまだポイントを特定できていないようで
各船ウロウロ状態でした。

潮回りの範囲が狭くなります。
群だけは見つかったのでしょう。

あとは何処で止めるかですかね・・

出船前にNOZOMIさんと話していたのですが
5本獲れたら御の字かなぁ・・

まずは1本。
早目に型を見たいものです。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
まだ疎らなタチウオ船団

「はいっ 55メートルから48メートルです
一定のリズムで誘って、アタリの出るところでしつこくやってみてください」

なるほど 夏場とは違って・・
なかなか口を使わないということがうかがえるアドバイスですね。

オモリは100号で天秤にハリス5号(1.3メートル)+リーダー8号(20センチ)。
エサは船宿から配られたサバ・・ と思いきや、なんとコノシロでした。

NOZOMIさんがサバを持参して、これを分けてくださったので
両方試してみることにしました。

底を取らず、指示棚の下限で止め、ゆっくり目の誘いで始めます。

開始早々アタリを感じましたが掛けるに至りません。
まぁ 夏場であっても当たれば毎回掛かるというのは
経験的に稀なので、さして悔しがることもなく、
むしろアタリがあったことが嬉しいです。

NOZOMIさんもアタリを感じているようです。
想像していたよりも活性は良いみたいで、集中力も高まります。

そして・・
誘いつつNOZOMIさんの動きを見ていると、竿先にアタリが出ています。
そのまま誘いのペースを維持していると・・

グググッと入り、すかさずこれを合わせ、お見事 1本目ゲット♪


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
まずはNOZOMIさんが獲った 寒タチ一号♪

魚持ち写真ではあまり大きくは見えませんが、実際はなかなかの良型です。
腹に蓄えたものも多いようで、重量感もあります。

私もこれに続き、立て続けに2本掛けました。

アタリは多くはないものの、ポツリポツリ当たります。

船頭のアナウンスによると、反応は出ているのですが
やはり、なかなか口を使わないようです。
少しでもヤル気のあるタチウオに粘り勝つようなイメージか・・
アタリが無くても船を動かさないのはそういうことなのでしょう。

とにかくしつこく誘い続けます。

誘いに集中していると、いつの間にか伊勢町方面に大船団ができています。

写真ではわかりづらいかも知れませんが、すごい密度です。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
港の町の風景と見間違うほどの船団!

あっちには行かないのかなぁ?

と思いましたが、反応の上に船を乗せている以上、
移動しても状況は変わらないのでしょう。

むしろあの密集状態では、入りたいところに入れないかも知れません。

素人考えではありますが、船頭の判断に素直に賛同できました。

「反応はあるので、誘ってくださいね」

時折この声が飛びます。

2本獲れた水深で殆ど巻き上げず、
2メートルくらいの幅で誘い続けていると、またアタリが出始め
このやり方でひとつ獲ることができました。

その前に大きい(と思われる1本)が乗ったのですが、
8号のリーダーがスパッと切られてしまいました(泣)
私はこの1回だけだったのですが、
NOZOMIさんは確か2回くらい切られましたかね。

私は切られる前に、乗せられないことが多かったかなぁ・・(苦笑)

動かない船頭ですが、流し直しで微妙に動き、新しい群に乗せます。

こんなことがありました。

55メートルから50メートルの指示棚で、まったくアタリ出ず、
目先を変えようと、40メートルまで誘い上げてみたところ、
アタリが出て良型が掛かりました(棚指示違反 ごめんなさい)。

「41で当たって、40弱で掛かりましたよっ!」

NOZOMIさんもビックリしていましたが、掛けた本人が一番ビックリです。

「もしや・・」

と思い、次は初めから投下を42メートルで止め、ゆっくり誘い始めると
やはり40くらいで当たり、38くらいで掛かりました。

「今度は38で掛けましたよ! 40メートル前後に食うやついますね」

その言動を船頭が知る由もありませんが、
その後、船は動いていないのに新たな指示棚がアナウンスされました。

「40メートルくらいまでやってみてくださ~い」

10メートルの修正です!
なんと船頭より先に当たり棚を見付けてしまっていたようですね(笑)

ここで調子に乗り、合計3本を追加します。
出船前に掲げた、とりあえずの目標である5本はクリア♪

これも大きくは見えないですねぇ。
でも、後で集合写真が出てきますが、結構良いサイズなんですよ。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
しっかり「釣り」をしている感じが堪らない♪

同じやり方ではなかなか続きません。
違うやり方をしてもなかなかハマりません(苦笑)

当たるときは同じやり方で粘り、当たらないときは色々やってみる・・
そんなことの繰り返しで、すごく釣りに集中できています。
このため、タチウオ1本1本の価値がとても高く感じられました。

のんびり、まったり楽しもうと思っていたのに
気付いてみれば夢中になっています。

一番面白い釣れ方なのではないでしょうか。

難しいとは思いましたが、5本をクリアすることができたので
次の目標をツ抜けに上方修正、本当に良い釣りになりました♪

その後も大体同じようなペースで拾っていく感じになりました。

NOZOMIさんとは追いつ追われつ、一進一退の釣況を繰り広げます。


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巧者NOZOMIさん 何を繰り出してくるのか・・

べつに競争しているわけではないんですけどネ・・(笑)

サバとコノシロの比較ですが・・
これは正確ではないですが、ほぼ互角ではなかったかと思います。

ただ、コノシロは細身でずいぶんと長く、
サバで食わないときにアタリを出す上では効果的でしたが
フッキングには至りません。

ならば・・ と、少しカットして短くするとアタリが出ないので
サバに替えてみたらフッキングに持ち込めた・・

という感じでしたので、両方あったからこそ
面白い展開ができたのではないかと思います。

左舷のオオドモに陣取る、愛想の良いお父さん・・
かなりのベテランさんなのです。

出船後からしばらくは無音で悩んでいたのですが、
後半からは良いペースで巻き返していました。

お父さんが立て続けに掛けているシーンで
同じ時、右舷では誰も釣れていない状況があったり・・

棚だけでなく、何かリアクションのキーがあるのでしょう。
それだけに、やれることは何でもやらないといけません。

お父さん → 猿島 → 富士山 一直線上に並んで写っていますね(笑)


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
左舷オオドモの優しいおとうさん♪

昼前になりました。

アジとのリレーなので、タチウオはもう少しで終わりでしょうか。

船頭、前述の大船団に向かうようです。
動かなくてもいいのでは・・? と思ったんですけどね(笑)

船団には近付きますが、少し距離を置いているようです。


八景,一ノ瀬丸,タチウオ,アジ,タチアジリレー
大船団に近付くと海鳥の歓迎を受けた(笑)

棚はちょっと深くなり、60メートルから55メートル・・
時に50メートルくらいまでやってみて、とのアナウンスがありました。

しばらくやってみますが、アタリが出ません。
周囲の船も、たま~に釣り上げているのを見かける程度。

このことは、大船団から離れてやっていた、自船の船頭の判断が
間違っていなかったことの裏付けにはなりました(笑)


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距離を置いていた船団もバラケてきたかな?

アタリが無いなぁ・・
と、思っていたら速目の誘いに前アタリ無く、ズドンッときました!

速い誘いで掛かったのはこの日初めてでした。
当然、次も同じようにやってみます。

すると・・ 
すぐにではなかったのですが、何投目かでまた速い誘いに掛かります。

もしかしたらゆっくりした誘いが多い中で、速いのが目立ったのでしょうか。
ここで断続的に3つ釣り上げ、ツ抜けもクリア!!
トータル11本で、タチウオの部は終了となりました。

いやぁ でき過ぎです♪

この時点での満足度はかなり高く、
あろうことか、アジ・・ やらなくてもいいかも・・ なんて!
らしくないことが、ほんのすこ~しですが脳裏をよぎってしまいました(笑)

ですが ですが・・ 
大好きなアジ釣りをしたくないはずがありません。
仮にリレーじゃなく、タチウオ船だとしても、これで十分満足できた・・ 
という意味です。

アジの仕掛は120号ビシです。

イワシミンチと赤短は船代に含まれますが
アオイソメが欲しかったので200円で購入しました。
ふたりで使ってもリレーの短時間なら十分な量が入っています。

2016年の夏場に一ノ瀬丸のタチアジリレーで乗った時はオモリ60号、
浅場の浮標周りで良く太った中アジが釣れました。

どこへ行くんだろう?

と思っていたら・・

「ここでやってみま~す」

とのアナウンス!
なんと、タチウオを狙っていたその場所だということです。

ちょっとビックリしたのですが、左舷オオドモの優しいお父さん、
タチ仕掛に大アジを掛けていたので、悪くはなさそうです。

タチウオはオモリが100号で、さほど流され感はありませんでしたが
ビシカゴが付くと120号でもだいぶ流されます。

アタリが無いので、「上げてください」のアナウンスがありました。

船頭 移動を判断します。
第二海堡方面へ向かっているように見えましたが
航路を越えずに少し潮回りしてみて、
良い反応が無かったようで、結局タチウオの船団の近くまで戻ります。

かなり流されますが、150号でももっと釣り辛い
吉明丸の速潮狙いを何度も経験していますので、
それと比べたらまったく問題ありません。

しばらくコマセを入れていると、船中 あちらこちらで型が出始めます。
良いサイズです♪

私はアジの取り込みが本当に上達しません。
いつもこうなるのですが、掛けても掛けてもバラシが多いのです。

これはライトタックルでも同様で、アレコレ試してはいるのですが
一向に改善されません。

この日も1匹上げるまで、何度バラしたことか・・(苦笑)

それでも、やっと釣り上げたのはとってもいいアジでした♪


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やっと釣り上げた尺オーバー♪

その後もバラシを続けます・・(泣)
ですが、そんな私は釣らずに魚を手に入れてしまいました。

NOZOMIさんが釣り上げた40センチ級のマサバ!
これは良さ気な1匹です。
それを見るや、私は速攻で「ちょうだいちょうだい光線」を発しまくり、
タモ入れした後は、これを釣り上げたNOZOMIさんに一切触らせず
血抜きをして、腹に包丁を入れ、ワタとエラを抜いてクーラーへ・・♪

アジを釣るべき時間に何をしているのでしょうね(笑)

いいんです。
世の中には色々な漁法があるということではないでしょうか(苦)

間もなく、終了かという時間帯に差し掛かります。
まぁ もういいかな・・

ここで話は大幅に逸れますが・・
この日用意したタックルがとても快適でしたので少しだけ・・

ロッドはリアランサー アジビシ190です。
150号のビシを使う吉明丸での釣りのために、かなり前に購入したものです。

タチアジリレーにはまったくストレスを感じず、
まるで専用竿のように使えます。


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リアランサー アジビシはタチアジにベストマッチ

細身で軽く、ノリが良いのにコマセはビシっと振れますよ。

今は新しいモデルが出ているんだろうと思いますが、
私にはもう買えないので、壊れないように大事に使っています(笑)

しかし、こんなに快適な道具を使ってもアジが釣れません(-_-;)

やっと2匹を釣り上げたのですが、それ以上は無く、大納竿となりました。


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横に分厚いアジは間違いなくラードです♪

ちなみに・・
左舷オオドモのお父さんは置き竿で10匹くらい釣っていました。

取り込みも、ロッドホルダーに掛けたままの電動巻き上げでした。

わからないものです。
今度試してみよう(苦笑)

帰りも波を被らずスゥ~っと走って、あっという間の帰港でした。
楽チンですねぇ♪

船から降りた後、NOZOMIさんと1日の釣りを振り返り
30分程釣り談義をして、混み出す前にと車を走らせました。

帰宅しても晩ご飯の支度前の時間帯だったので
釣果の集合写真を撮った後、ご近所へ4本(2本×2軒)をお裾分けしました。


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タチウオは上出来の11本

船上での魚持ち写真では写真写りが悪いのか・・?
あまり大きく見えませんでしたが
持ち帰ってシンクに並べ、私の手と比較するとこんな感じです。


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4F前後が揃った これは4.5Fかな♪

釣った中では比較的大型の魚に手を当てましたが、
総じてサイズが良いのがわかるかと思います。

身も厚く、角度を変えて撮影すると、重量感も伝わりますね。


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迫力を感じる質感

料理ですが・・

今回、ぜひやってみたかったのが天婦羅です。

美味しい 美味しいと、色々な口から聞いてはいたのですが、
未だ釣ったタチウオでは試したことがありません。
飲食店で注文してもそれなりですからねぇ。

今回釣れたタチウオなら間違い無いでしょう。

三枚に下したタチウオの半身を3分割にしていますから
ひと切れ20センチくらいのジャンボ天婦羅になります。

あまりよく火を通さず、揚げたてをいただきます。


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気持ちレア目に揚げるタチウオの天婦羅・・ 旨しっ!

これは旨いっ!

揚げたてはだいたい何でも美味しいものですが(笑)
家族の食べ方で、それだけでないことは一目瞭然です。

あっという間に無くなり、急きょ予定変更・・
塩焼きの分を減らしただけでなく(-_-;)
ストックしようと思っていた分も天婦羅にして美味しくいただきました。

身に脂がほど良く入っていて、それが旨味を引き上げていますね♪
これはやって良かった。
大ヒットです!!

これまで、タチウオは塩焼きが一番美味しいものと思っていましたが
天婦羅はその上でした。

とは言え、ド定番の刺身と塩焼きをいただかないわけにはいきません。
炙りも捨てがたいのですが、そこまで手が回るか?
その前にタチウオが足りないか・・(-_-;)

刺身は皮を下にしてまな板の上に置き、
皮を切らずに、身をひと切れずつすき取っていく造り方を知ったので
それをやってみたくなりました。

見た目がよろしくないですが、もう少し包丁の角度を寝かせ
ひと切れひと切れを長めに引けば、もっときれいにできると思われます。


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これはお手軽! 皮から身をすき取る造り方に初挑戦

言うまでもなく、これは美味しいです。
やはり脂のお陰で甘味が強いですねぇ。

癖がないので、身をもう少し大きく切って豪快に味わいたいと感じました。

改善点(課題)は的を射ていると思いますので、
次回は間違いなく、もっと美味しくいただけますよ♪

そして塩焼き・・

焼くことで脂を強烈に感じるようになりますね。

表面はまるで揚げ物のようです。

香りがまた堪りませんねぇ♪


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タチウオは焼くことで脂の存在感が増すような・・

実は私はこれほどまでに濃っいい脂を、たくさんは受け入れられないのです。

上の画像くらいが、美味しくいただける量ですかねぇ。

それにしても、もっと脂っこい天婦羅はいくらでも食べられそうなのに
不思議なものです。

釣行中、NOZOMIさんが言っていたので私も作りたくなったのが潮汁です。
三枚に下した、三枚目からじっくり出汁を取り、身を少し炙って入れました。

調味は酒と塩、少し色が変わる程度の微量の醤油です。

薬味として極太の白髪ネギを散らしました。
これで十分な味わいになります。


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タチウオの潮汁は上品で豊かな味わい

とっても上品です。

マダイ ホウボウに次ぐと言える良い出汁が取れました♪

こうしてタチウオは2日間で完食してしまいました。

4本をお裾分けしましたが・・
正直なところ、当家の分がちょっと足りなくなってしまった感じでした(笑)

これについては、後日皆さんから絶賛のお言葉をいただきましたので
その時点で空腹はほど良く満たされました♪
めでたし・・

2匹だけしか持ち帰れなかったアジは
やはりラードアジでした。


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身が分厚くコロコロのラードアジ

11月にNaoyaさんのところにお邪魔して釣らせていただいた
驚愕の白アジほどではありませんが、めったに手に入らない逸品です。

勿論刺身でいただきました。
白アジには及ばないとしましたが、十分白いですね♪


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白アジに匹敵するラードアジ♪

旨っ!

これは貴重です。

「釣魚をひとつだけ選べ」と言われたら、本当に困りますが
それでも結論を出さなければならないとしたら、アジを選びます。
それも湾奥から金谷くらいまでの、東京湾アジですね。

もうひとつ・・
NOZOMIさんにいただいたマサバ。

これは〆サバでいただきました。

薄皮を剥いだら、銀皮までズルっと向けてしまいました(-_-;)

味の違いには気付かない程度なので良いのですが
こうして画像で見ると、ちょっと残念です。


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銀皮が剥けてしまった〆サバ

酢に浸すとき、ぬるい酢を使うとこうなるらしいのですが
その辺は心得ていて・・ と言いますか、
ぬるいものを生食の魚にかけたくはないですから
塩を洗い流す酢も、身を漬ける酢も、
冷蔵庫で十分冷やしたものを使っています。

恐らく・・ という想像レベルなのですが、
〆たサバを海水を使わず、船宿からもらった大量の氷のみで
キンキンに冷やしたからではないかと思っています。

帰宅後もこの氷はほぼ溶けることなく、サバはカッチリ冷えていました。

冷やすことは良いことだと思いますが、サバの場合、
海水とともに持ち帰ることが最善ではないかとあらためて感じました。
真相やいかに・・

いずれにしましても、釣っては楽しく、
食べてはどれもこの上なく釣り人の特権を享受できるものでした。

釣り物選びに困っていた時に、
一旦こだわりを外し、素直にやりたいと思う釣りをした結果
とても良い釣行となり、美味しい料理をいただくことができました。

今シーズンの釣り物の選択肢からヒラメとヤリイカを外すことは
まだできませんので、これから先も悩むことになるのでしょうが
楽しんだ後に、まだまだ選択肢があるということは贅沢な悩みだと思います。

いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


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