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釣行記 2013年5月5日 日曜日 |
山形県 渓流各所 |
奇跡的に実現 山形でのオフ会 Ⅰ |
5月5日~5月7日、2泊3日で山形へ遊びに行ってきました。 oiさん、さっかさん、まんすりあんぐらさん、茶太郎さん、私。 現地コーディネイターは山形在住のせんばさん。 事前から私たち遠征組のために色々と楽しいメニューをご用意いただいていました。 5月5日 車は埼玉号にoiさん、さっかさん、まんすりあんぐらさん そして東京に出張中のせんばさんをピックアップし、東北道ルートで・・ チバラギ号には茶太郎さんと私が乗り、常磐道ルートで・・ それぞれ集合場所の安達太良SAを目指し、そこで一旦合流します。 なんと埼玉号が18:00頃到着したのに対し、チバラギ号は18:10頃到着! 勿論偶然ではありますが、なんという絶妙なタイミングなんでしょう! ビックリです。 合流した後はせんばさんの道案内で東北道~山形道~そして市街地へ。 最後の最後でちょっとした渋滞がありましたが、 全ルートではそれほど目立った混雑も無く、順調に山形に到着。 せんばさんは一旦自宅に戻られ、遠征組はホテルにチェックインして 荷物と車を置き、再び6名で集合してから徒歩でホテル近くの屋台村へ・・ そこで「打ち合わせ」と称し、乾杯! このノリは上野での「イベント企画検討会議」と称した呑み会の流れを 引きずっているような・・ |
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屋台村でオフ会実現に乾杯! 打ち合わせする6人 | |
翌日のスケジュールは盛りだくさん! あまり深酒にならないように、ブレーキをかけながら、 前半はわりとちゃんと打ち合わせしていたような気がします。 スケジュールの概要は・・ 早朝から渓流へ入って釣り ⇒入釣した渓流付近で山菜取り ⇒他では食べられない手打ちそばで昼食 ⇒温泉に入ってゆったりのんびり よく遊んだ疲れを癒す ⇒せんばさん宅へお邪魔して釣った魚や取った山菜をご馳走になる・・ どうです? 最高の休日でしょ! 実は打ち合わせとは言いつつ・・ すでにせんばさんがコーディネイト済みで、それを確認し合っただけでした。 せんばさん ありがとうございます。 しっかし・・ 上野であんなに釣り談義を重ねてきたはずなのに、このメンバーときたら・・ よくもまぁ 釣りのネタだけでこんなに話ができるもんですねぇ。 話は尽きませんし、呑み足りません。 踏んでいたブレーキから足が外れそうになりますが、 打合せで決まった(?)最高のスケジュールを台無しにしては元も子もありません。 ほどほどにしてホテルへ帰ることに・・ しか~し やはりこのメンバーだとそれでは済みませんでした。 遠征組は屋台村からホテルへ帰る道すがら コンビにでめいめい力水を仕入れていたのです。 ホテルへ戻り、一旦は各自の部屋に向かいますが、「釣りの支度」と称し 私の部屋に集まります。 シングルルームですが、5人入っても大丈夫!(イナバではありません) 結構なお部屋でした。 中にはフロア違いなのに自室のイスを持って来た人までいました。 ここで少しは仕掛作りなどの準備をした方もいたようですが、 基本的には二次会になってしまったような気がします。 さて、釣行当日の早朝・・ 遠征組5人は2台の車に分乗し、せんばさんを迎えに行きます。 まずは市街地の近くを流れる川でエサとなる川虫を捕まえるのですが その前にコスチュームチェンジを・・ |
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橋を渡った先に川虫ポイントが・・ | |
遠征前に巨費を投じて準備したウェーダーを着用します。 私にとっては初めての経験で、 これを身に着けた時点で気分的には既に一端の渓流師です。 そしてなんの抵抗も躊躇も無く川に入ることができ、 その快適さはまさに目から鱗でした。 快適な装備で心置きなく川虫捕獲大作戦に参入! 鼻息も荒くなります。 が・・ なんと虫がつきやすいようにと 数日前にせんばさんが流れの中に石を置いておいてくださったのです。 |
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下流にネットをセットし、石の底を軽く洗う | |
このおかげであっと言う間にたくさんの川虫が捕れ、 ルアー一筋のoiさん以外のメンバーに数匹ずつ配布されます。 虫は足りなくなったら釣りをする現場で調達しますが、 その他にぶどう虫も用意しています。 美味しい空気、美しい風景、冷たく綺麗な水とそれを証明する川虫・・ それら全てが奏でる音と、私たちを包む水辺の香り・・ そして初めてのウェーダーの快適さ・・ 全てが感動的です。 |
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これはヒラタカゲロウ・・ オニチョロやクロカワ虫も捕れた | |
さて準備万端! 初っ端から「これでもか」と押し寄せる感動によって 既に渓流釣りを満喫した気分になっていましたが、実釣はこれからです。 下流の川と違って、川幅の狭い渓流を釣り上がって行くので、 6名が一斉に釣りを開始することはできません。 せんばさんの段取りで2人ずつ3チームに分かれ、数キロの距離を隔て チームごとに入渓していきます。 渓流釣りが初めてとなる私は、肉の錬金術師・・ いや、違う・・ ベテラン渓流釣り師の茶太郎さんとチームを組ませていただきました。 実は前日から仕掛の作り方など教えていただいたり、既に師弟関係は 構築されていたのです。 |
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車を止めたバス停では桜が満開だった | |
茶太郎さんは入釣ポイントで私の準備を先に面倒見てくださいました。 一通りのレクチャーも親切丁寧! 「じゃ やってみて」 と、先に釣りを始めさせてくださいます。 人生初の渓流釣りの一投目です。 入渓した時に、真っ先に気になった深みのポイントが有ったので そこをめがけて仕掛を振り込もうとします。 しかし、なかなか狙ったところに振り込めず、流れも読み間違えて 思った軌道に仕掛を流せません。 5.3メートルの渓流竿に0.3号の道糸兼ハリス、ガンダマ1号ひとつ・・ まるで指にまとわり付くクモの巣のような仕掛に戸惑います。 そんな私に茶太郎さんはここでまた川の中での立ち込み方や 目印の見方や流し方など、レクチャーしてくださいます。 茶太郎さん、本当にありがとうございました。 落ち着いて釣りが出来ませんでしたよねぇ。 でも、教えていただいたことは、実釣で体得した姿をお見せするのが 一番の恩返しです。 数投目で思った場所に振り込めるようになり、良い流れにも乗り 気になったポイントをなめるように仕掛が流れています。 |
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釣り始めた川の様子 雪解けか・・ 水は冷たい | |
今だから言えるのかも知れませんが、実は今回の釣行で 私には魚は釣れないだろうと思っていたのです。 この川では放流事業が行われていないので、棲んでいる魚は 野生(天然モノ)だと思われます。 初心者に釣れるほど甘くはないと思ったのです。 しかし、その時は来たのです。 流れに素直にゆだねていた仕掛の目印が一瞬下がります。 半信半疑で聞くように合せると・・ 竿先に魚の躍動感が伝わります! 小刻みな激しい引きです。 釣行記を書いていて、ここでタイピングする手が止まります。 思いつかないのです。 どんなに嬉しかったか・・ どんなに感動したか・・ それを表現する言葉が・・ もう大変でした。 嬉しくて嬉しくて、叫びたいくらいでした。 「茶太郎さ~んっ! 釣れたーっ!!」 「おーっ やりましたね! タモタモ 逃げちゃいますよっ!」 腰に差したランディングネットを抜きもせず、喜んでいるだけの私を見て 茶太郎さんから指示が飛んで来ます。 「そうでした!」 魚が掛かった感動が大き過ぎて冷静ではいられなかったようです。 慌てて背中のネットを取って、魚を取り込みます。 「ひーぃやったぁ~っ!」(たぶんこんな感じの言葉を発したと思います) ネットに納まった魚はヤマメ。 小振りでしたが、すっごく綺麗でパーマークも濃くはっきりと出ていました。 ビギナーズラックとは言え、感動が体中に充満し、それに留まらず溢れ出します。 いや~ も~ お腹一杯です! |
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自然とニヤける私・・ 人生初渓流で初ヤマメ! | |
釣れたヤマメは、これまた巨費を投じて準備した専用のビクに納めます。 魚は見えなくなりますが、興奮は鎮まることを知りません。 なのに次の一振りを急ぎたくなってしまいます。 もう少し余韻に浸ってもいいんじゃないかな・・ って思うんですが、これが釣りナントカの悲しい性か・・ 悲しいと思ったことは一度も無いんですけどね。 新しい川虫を付けて、再度同じラインを狙おうと仕掛を振り込みます。 なんとなくサマになってきた感じです。 投入するポイントや流す軌道を調整できるようになりましたし、 流れを受けて揚力? 水圧?で仕掛が浮いている状態と底付近を流している状態も わかるようになりました。 この「わかるようになってきたこと」を楽しんでいると・・ その時がまた来たんです! そのわずか数分後・・ 1匹目よりも5メートル程上流で・・ 仕掛を振り込んですぐ、竿を下流側に向け、ラインのテンションを抜きます。 ガンダマが効いて川虫が沈んだと思われるタイミングでゴンゴンゴン! 少し余裕が出来てきたのか、引きを楽しみます。 超細糸と軟らかくて長い渓流竿で、速い水流を味方に付ける魚をあしらいながら 今度はちゃんと左手に用意していたネットに取り込みます。 1匹目は「釣れた」って感じでしたが、2匹目はかなりの「釣ったぞ!」感があります。 これも非常に綺麗なヤマメで、しかもかなりのサイズアップ! この時点で私は有頂天。 にわかに「この川はオレのモノ」的な勘違いに陥ります。 巨費を投じて準備してきた専用ビクも・・ 「これじゃぁ ちぃせぇーかな・・」 と心配する始末。 その頃茶太郎さんも準備が整い、釣り開始。 私のためにこんなに開始が遅くなってしまったのです。 それを見てすぐに、これは茶太郎さんのバックアップ有ってのものだということ、 そもそも、一番可能性が高いところに入らせていただいているのは せんばさんの配慮なのです。 もし、私でなく茶太郎さんが先に始めていたら・・ 2匹は間違いなく、それ以上の釣果が有ったことは考えなくてもわかります。 |
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茶太郎さん・・ 立ち姿を見ただけで玄人だってわかりますね | |
この辺のものの見方・・ 大人ですねぇ・・ おいおい反省してんじゃないのかよ? 反省する間も無く、強制的に現実に突き戻されます。 川を釣り上がって行きますが、その後は無反応。 でも、ウェーダーを履いて川を上がって行くだけでも気分は最高でした。 景色や音を楽しむことも、この釣りの素晴らしさなんですねぇ。 それに、景色をよく見ることは渓流歩きの技術的な基本だと感じました。 足下だけ見て歩いていると、いつの間にかに深みや急流、 高い岩や棘のあるブッシュに囲まれてしまい、手詰まりになります。 そうなっちゃうと後戻りしなければならないんですねぇ。 時間のロストだけでなく、体力の消耗やリスクの拡大につながりそうです。 と、言いますのも・・ 流れに逆らって歩くより、流れと同じ方向に歩く方が難しかったからです。 一旦立ち止まって、目の届く範囲で景色(地形)をよく観察します。 その映像に歩くルートの線を頭の中で重ね合わせてから足を運ぶ・・ 茶太郎さんを見ていたら、教えていただかなくてもそれがわかっちゃうんです。 さっすがぁ・・ 茶太郎さん! 勉強になります。 川をどんどん上がって行きます。 途中で虫を捕まえようと思い、良さそうな石を探しますが 川底にそっと置かれたようになっている石が見当たりません。 ほとんどは3分の1から半分程埋まっているようです。 有ったとしても大きく、とても動かせるものではありません。 水中にある手ごろな石を見つけますが、水が冷たく、神経がジンジンします。 |
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骨の髄までしびれるような冷たさ | |
川虫捕りは諦めて、持参したぶどう虫を使います。 最初の2匹のヤマメは川虫で釣れたので、 このようにアタリが遠のいた状況で、ぶどう虫に切り替えることは 経験の無い者にとっては抵抗と不安を感じます。 所々で石を見つけては底をさらってみますが・・ 不思議なことに全く虫の姿が見えません。 仕方なくぶどう虫で釣りを継続していきます。 だいぶ上がって来ました。 水流に逆らったり、アップダウンを繰り返したりと、相当な運動量です。 谷間になっている地形は、日は当たっていても、風が遮られていたので 汗ばんできます。 茶太郎さんに前を歩かせていただいていた私は、少し休もうと岩に腰掛けます。 いや~ 気持ちいいです。 最高です。 と・・ そんな時・・ 上流に目を向けると・・ 出たぁ~っ! なにやらデッカい動物がジィ~ッとこちらを睨んでいるのです。 もちろん熊ではないのはすぐにわかりましたが、どうしてよいのかわかりません。 死んだ振り・・ 大きな音を出す・・ 睨み付ける・・ ん~ どうしよう・・ 釣り上がって来た茶太郎さんに伝えます。 「おーっ! なんだぁ あれぇ ずっとこっち見てるぞぉ こっえ~」 頭に角が2本あります。 鹿の仲間でしょうか・・ 私たちはその動物から距離を置いて、いなくなるのを待つことに・・ しかし、いくら待ってもいなくなりません。 しかも、こちらの動きに合わせて顔の向きも変えています。 明らかにロックオンされています。 |
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後からせんばさんに聞いたらカモシカとのこと | |
結構長い時間待ったと思います。 私たちと動物の睨み合いは続きます。 このままではいつになっても動けません。 釣りもしたいけど、上から下りて来るチームとの合流もありますので時間が・・ 襲って来ないのは攻撃をするつもりが無いからだ・・ おとなしく通り過ぎればきっと何もしないだろう・・ 茶太郎さんと2人で決心します。 動物の尻尾側は深みで歩けません。 頭側・・ つまり目の前を通るしかなかったのですが、 勇気を振り絞って、鼻先わずか3メートルくらいのところを通ります。 動物は右から左へ180度近く首を回しながら、私たちの動きを追尾しています。 通過するまでじぃ~っと、ただ見ているだけでした。 ふぅ~っ・・ 襲われることなく、その動物を無事クリア! もしかしたら人間に馴れていたのでしょうか・・ それとも怪我でもしていたのでしょうか・・ その動物は見えなくなるまで一歩も動くことはありませんでした。 だいぶ時間を無駄にしてしまいました。 残り時間も少ないので、私は片っ端から大き目の岩の下流側にある ヨレをテンポ良く、数打っていく作戦に・・ これはバスの葦打ちを思い出すような釣り方でした。 水が綺麗なことは言うに及びませんが、この辺は水深も浅く、 白くて大きいぶどう虫が川底を流れる様子が目視できます。 これはすっごいアドバンテージでした。 入渓前にoiさんにお借りした偏光サングラスにも大変助けられました。 集中して釣りがしやすいですねぇ。 いくつ目かの岩・・ またまたその時が来てしまいました! 岩の下流に仕掛を入れると、ぶどう虫はゆっくり流され やがてその岩が流れを遮っている範囲を超えて行きます。 そしてカレントに乗って、一気に下へ落ちて行くことになるのですが ぶどう虫が速い流れにさらわれたところで、ガンガンガン! イメージとしてはこの魚・・ 最初っからエサを見ていて、食うか食わぬか迷っていた・・ そうこうしているうちに、エサが速い流れに乗る手前まで流されて・・ 「いつ食うの?」「今でしょっ!」と、慌てて食いついちゃった感じです。 掛かった魚が下流で流れを受けてしまったこともあって、少々てこずりますが トンネルをしないよう、十分に腰を落とす内野手のような姿勢になりながら 無事ネットイン! よっしゃぁーっ! 3つ目! しかもまたまたサイズアーップ!! もう何もいりません。 出来過ぎです。 幸せ過ぎて怖いくらいです。 釣った魚はすぐに、茶太郎さんが腹を割ってワタを抜いてくださいました。 |
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初めての渓流釣りでヤマメ3匹! 最高どころではない!! | |
その後、間も無く上から下りて来たせんばさん まんすりあんぐらさんと合流し、 山菜を探しながら車を置いた場所を目指しました。 残念ながら山菜はちょっと早かったようです。 と言いますか・・ 今年の山形は本当に雪が多く、少し前のせんばさんのブログを見ても その雪深さに驚かれます。 それゆえ、山菜が遅れているということは、せんばさんから事前にお聞きしていたのです。 それでも雰囲気だけは味わえたので、ヨシとしましょう。 渓流を釣り上がり、山菜を取りながら下りて来る・・ な~んて贅沢な楽しみ方なんでしょう。 せんばさんが羨ましくて仕方ありません。 他のチームのメンバーはどうだったのか・・ 参加者の中で唯一 ルアーオンリーで通したoiさんは、見事にヤマメをゲット! これは男らしい! |
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参加者中唯一ルアーで通したoiさんの一尾・・ あっぱれ! |
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さっかさんはヤマメを2匹ゲット! 釣果がヤマメに集中する中、この川を庭とするせんばさんは、なんとイワナをゲット! 私たちのルートではお目にかかれなかった山菜ですが、 oiさんはこんな写真を撮って戻って来ました。 山菜の中の山菜? タラの芽です。 |
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oiさんが取って来たタラの芽 写真だけじゃないですよ! | |
さて、まだまだスケジュールを2つしか消化していないのに既に大満足・・ これ以上のワクワクや感動を受け入れることができるのでしょうか? 朝一 川虫を捕った川のほとりにひとたび集合します。 各チームの持ち帰った魚は全部で8匹! ここでまだワタを抜いていない魚はせんばさんが抜いてくださいました。 さらに水洗いして美しい渓流魚の模様は薄くなってしまいましたが、 それでも美しい魚たちですねぇ! |
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みんなで釣った魚たち | |
そして記念撮影! カシャッ。 シャッターを押してくださったのは、ツナギ姿のステキなライダー氏です。 我々と同世代くらいの方でしょうか・・ ありがとうございました。 それにしてもバックにある大きなオブジェは何なんでしょう? |
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記念撮影・・ ライダーさん ありがとー! | |
実はこれ、日本一のいも煮会フェスティバルで実際に使用された大鍋なんです。 直径5.6メートル、深さ1.5メートル、重量2.2トン・・ 3万食分の芋煮を煮上げたそうです。 ちょっとした観光気分も味わうことができました。 |
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実際にいも煮会フェスで使用された大鍋 3万食だってぇ? | |
渓流を上って、下りてきたのでお腹もすいてきました。 次は車で大移動して手打ちそばです。 なんでもここのそば・・ 十割であることは当たり前なんですが・・ 刀削麺とか、ほうとうとか、そばがきのような・・ 写真では普通のそばに見えるかも知れませんが、これは太くて重いのです。 比較しやすいものが写っていないのですが、湯呑み茶碗を目安にしてみてください。 そばの一本一本がかなりの大きさであることがおわかりいただけるかと思います。 セットされている天婦羅も結構大きいんですよ。 ちょっと大げさな表現になりますが、5人前のそばを圧縮した感じです。 ズゥーっとすすり、あまり噛まないで呑みこむような「江戸っ子食い」は とてもできそうにありません。 口に入れたら味わいながら咀嚼する感じのそばです。 一般的なそばをイメージして行くと相当叩きのめされます。 ここは口コミメインでお客が増えたそうで、恐らく車以外の交通機関は無いと思いますが それでも行ったときは1時間待ちでした。 わかる気がします。 |
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このそば・・ 絶対ここにしかねーだろ | |
さて、5人分を1人分に圧縮したようなそばを食べて、お腹はMAX。 それから温泉です。 大人300円! 駐車場は車でごった返していたので、イモ洗いになるのでは? と、懸念するも束の間、施設のキャパは尋常ではありませんでした。 ゆったりのんびり・・ いつもより長目に湯に浸かって、ややのぼせてしまいましたが 風呂上りのビックルは最高でした! 思わず、映画テルマエロマエを思い出し、ニヤニヤしてしまいました。 まだ観てない人はぜひご覧になってください。 抱腹絶倒間違いなしですよ。 話が逸れましたが、あんなに膨れ上がったお腹が、もうへこんできました。 つなぎ粉を使っていないからなのでしょうか・・ 私は早めに風呂から出て、休憩スペースでくつろいでいたのですが 一足先に上がっていたoiさんはとても眠そうでした。 これだけ遊べば当然ですよね! みんな同世代なんだし・・(笑) そこでくつろぎながらみんなを待ち、全員が揃ったところで駐車場へ・・ なんとここまで高速道路を使って来ているのです。 豪遊ですね! 夜はせんばさん宅にお招きいただいているので、それまでの間はホテルで休憩です。 私は温泉の後すぐに飲みたかったビールを部屋で飲もうと 温泉でのぼせたにもかかわらず、もう一度 部屋の風呂に入ります。 一汗かいて、冷やしておいたビールをグビグビ・・ っくぅ~っ さっいこ~! そして・・ おもむろに老眼鏡をかけ、翌朝のために仕掛を作り始めます。 こんなに真面目に釣りに取り組んだのはいつが最後だったか・・ 受け留められない程の感動を味わってからまだ数時間・・ そりゃぁ 糸を結びたくもなりますよね! あっと言う間に一時間が過ぎ・・ みんな揃って徒歩でせんばさん宅を目指します。 20分程で到着・・ 奥様が迎えてくださいます。 そしてお子さんたちも・・ せんばさんのところは、うちと同じでこども3人。 一番目と二番目の高校受験が同じ時で、「なんとか公立へ!」と共に祈ったものです。 あの時の親孝行なお子さんたちかぁ・・ 立派になってるなぁ! まさかお会いすることになるなんて思ってもみなかったので、これも感動です。 なんか信じ難いです。 こどもパパをやってなければ一生知らない人だったはずのせんばさん・・ こうして、そのせんばさん宅にお邪魔しているなんて・・ しかも山形・・ 一緒に遠征した4人も同様です。 書いてて鳥肌立ってきましたよ。 いや~ 素晴らしい! 席に着くと・・ せんば家、そして遠征組、双方の自己紹介。 そして乾杯。 せんば家を一言で言うと、すっごく調和のとれた素晴らしいご家族です。 核になっているのは奥様かな・・ せんばさんが撮影用に山菜盛り合わせを用意していてくださいました。 |
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山菜の盛り合わせ・・ | |
奇跡的に実現した山形遠征に、まずはとりビーで乾杯! やがて漂う芳しきあの香り! うっひゃ~! これはっ!! イワナ? ヤマメ? みんな箸を使わず手で持ってガブリッ! ホックホク・・ 「川魚イコール川臭い」という先入観はこの一口で払拭されます。 イシモチ塩焼き倶楽部の会長に就任し、早6年目・・ 海にイシモチがいるなら川にはイワナとヤマメがいるぞ! と説教でもされたかのように改心します。 骨離れも良く、皮が美味しく、焼いた時の香りが良い! これは言ってみれば川のイシモチですね! 川魚を食す作法と言ってよいと思いますが、釣ったそばからワタを取る・・ これもすっごく勉強になりました。 |
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焼き加減と塩加減が絶妙! | |
続いて山菜・・ 今回取れなかったものもありますが、ちゃんとせんばさんが用意してくれてました。 上野の呑み屋に持ち込んで食べさせてもらったワラビもあります。 歯応えが・・! 普段の生活圏では、目にしてもあまり手を伸ばしませんが 山形ではどれを食べても、その山菜の持ち味に合った料理方法で・・ まさに んま~い!! ぶち壊しになってしまうかも知れませんが、 私なりの表現だと「味の濃い野菜」です。 どれも固有の苦味があり、プラス歯応えがそれぞれ特徴的! |
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色々な山菜を 色々な食べ方で・・ | |
そして、そして・・ これだけでは終らないのです。 写真はoiさんのブログに譲りますが、何種類もの山菜を天婦羅で 揚げては出し・・ 出しては揚げるの、大名天婦羅コース! 揚げたて・・ 本当に美味しいです! これは是非自宅でもやりたいと思いました。 とりビーから始まったお酒も、勿論日本酒に変わり・・ なぜ写真が無いのかは推測する必要もありませんよね。 さらにご当地料理の芋煮。 これも絶品! 上品なのにシッカリした美味しさ・・ ご当地と言えばさくらんぼ・・ これは珍しい・・ と言うか、知らなかったぁ・・ さくらんぼの漬物! 独特の甘酸っぱさを残した新感覚の漬物です。 美味しいお料理も、た~くさんいただき、更にデザートまで・・ 心もお腹も、そして頭も幸せで満たされていきます。 あろうことか・・ お酒で血管も満たされていき・・ しっかりとした皆さんには申し訳ないんですが、ホ~ンワカホワホワ状態に・・ いかん いかん 翌日は遠征最終日です。 帰宅のことを考慮すると、翌日も盛りだくさん。 時間があまりありません。 そんな中でもメインはやはり渓流釣りです。 ご馳走になったたくさんの「んまいもん」はたいらげてしまい、 お酒はセーブモードに・・(ちげーだろ?) 翌朝5:20集合?(でしたっけ・・) 早くも赤信号です。 そうじゃなきゃ こどもパパじゃないですもんね! 訳のわからぬことを思いつつ、遠征組5人はまた徒歩でホテルに戻ったそうです。 (戻ったそうですって・・ お前・・ やっぱりやったか?) タクシーで帰ったような記憶が有ったもんで・・(殴) せんばさんの奥様ぁ 申し訳ありませ~ん。 ぜぇ~んぶ 美味しかったで~す! 息子さん 娘さん 本当にお邪魔様でしたぁ~ 何から何まで満足の☆☆☆! いや~ 山形ってホントにいいとこですね~ さて、翌日は最終日。 早朝より渓流に入ります・・ |
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