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釣行記 2013年8月11日 日曜日
東京湾 羽田出船
かみやさん初乗船 半日カサゴに挑戦

お盆休みの恒例イベントとなっている、コータローさん主催の乗り合い釣行に
初参加することができました。

毎年イベントの開催日に、私の休日出勤日が重なってしまうのですが
今年は日曜日の開催なので、案内をいただいた時は思わず「やったぁ!」と
言葉を発してしまいました。
参加表明は一番乗りでした
(お声掛けいただく前に企画の催促をしてしまったくらいです)。

この企画は、コータローさんが所属するハンドボール部が主体なのですが
仕事仲間や釣り仲間にも、お声掛けくださるので、
言ってみればコータローさんを釣りの師匠と仰ぐ仲間の集まりです。

なんと、今回で10回目を迎える由緒あるイベントとなりました。

釣りものはLTアジか、絶好調のシロギスということでしたが
寄稿にもあるように、コータローさんは前週長男君と2人でかみやさんを利用し、
色々と現地情報を仕入れてくださり・・
直前になって午前カサゴに判断を切り替えたのでした。

ロック系も私の大好きな釣りのひとつ。
これはすっごくウエルカムでした。


さて、このところほぼ確実にやってしまう遅刻・・
乗り合いでこれをやるとどうなるか・・
FUSSYさんに聞いてみよう!
って、わけわからんことを言ってる場合ではありません。
羽田界隈のホテルを探します。
予算の上限一万円では蒲田のカプセルしか空いていません。

車中泊を決意しますが、アイドリングストップ派の私・・
最近の酷暑がそれを許しません。

本当は遊びに行く世話をお願いしたくはなかったのですが
ここはちょっと甘えて、東京葛飾の実家に泊めてもらうことにしました。

食事は不要と言ってあったのに、予想通り これでもかというもてなしと
冷たいビール・・
心で泣きながらそれらをいただき、1:00頃床に就きますが眠れません。

眠れぬまま3:00を迎えたので、そのまま出ることにしました。
母を起こさないように、泥棒のように振る舞いますが、
それは叶わず、見送りまでしてもらっちゃいました(早くにごめんなさい)。

さて、眠れなかったのは誤算ですが、始動時刻は予定通り。
なぜなら、早くに現地入りしてコータローさんから「特エサ」と事前情報のあった
ハゼを釣るためです。

地理感の無い私にとって、多摩川の河口付近と住宅街という
車で移動するには極めて困難な状況で、まずお世話になるかみやさんを探します。

難無く見付けます
(つーか テキトーに走ってたら偶然かみやさんの前を通ったのです)。

続いて、ハゼ釣りのスポットを探してさまよっていると・・
これも偶然ですが、首都高下の川沿いにコインパーキング発見。
サクッと車を入れ、まずは手ぶらで探索に歩き出します。

界隈にはいくつかの船宿さんがあり、土手下に桟橋が設けられています。
そこまでのアプローチは遊歩道を介して非常にスムーズでした。

一旦車に戻り、支度をして目ぼしいところに入ります。
勿論 ノベ竿も用意していたのですが、事前勉強無しの初場所で
色々な状況に対応でき、かつ広く探れるよう、
ウルトラライトのバスタックルを選択します。
エサはアオイソメを出来るだけ小さく付けました。

少し送り込んで、ズル引いてくると毎回アタリがあります。
が、なかなか乗りません。

開始から15分程でやっと型を見ることが出来ました。
10センチ程の貴重なハゼです。
もう少し小さい方がいいよなぁ・・ と思いつつ
更に5分くらいして同型を追加します。

このペースでは5匹釣るのに1時間は掛かりそうです。
その場に見切りをつけ、ロケハンに歩きます。

少し歩くと、砂底にツブ根がある、水深30センチくらいの所にハゼを発見!
しかも程良く小さい。
これはサイトフィッシングで狙ってみる価値ありです。
最初に入った釣り場から、道具一式を移動して来ます
(財布も置きッパでした・・ 危ネ)。

エサを落とすと・・
一斉に何匹かが反応します!

そして奪い合うように小豆大のイソメを引っ張ります。
針は袖4号ですが、それでも大き過ぎるようです。

針先にイソメを付けてリトライ・・
ハゼがエサを獲るシーンを初めてじっくりと観察しました。

降下してくるエサを見つけるのは早いです。
そのエサに反応し、近くまで寄って来るのですが、すぐには食いません。

エサの周りを半周くらい回り込むヤツが多かったです。
どういう意味なんでしょう・・?
何匹か反応しているので、どれか1匹がエサを引っ張り始めると・・
周りにいたヤツも争奪戦に参加するといった感じです。

針先に小さなエサを付けたのに、それでもなおエサの端を引っ張ります。
なんとももどかしいですねぇ。

それでも場所移動正解です!
魚が見えるので、小さいサイズを選んで仕掛をそぉっと投入・・
何とか入れ食いに持ち込むことができました。

しかし、時間的にはそろそろかみやさんに移動しないといけない頃・・
ユズキチさんも、まんすりあんぐらさんも間も無く到着するとのことです。

慌ててフレッシュな水を汲みなおし、片付けてかみやさんへ・・


前半は大き目3匹 後半は小さめ5匹がわずか10分で・・

最初からサイトでやってれば良かったぁ・・


かみやさんに着くと・・

皆さん既にお着きで、私はまんすりさんと同じタイミングでした。
駐車場に車を止め、桟橋へ向かうと・・

あれっ!
FUSSYさんは?

まだ連絡は無いとのことです。
まぁ まだ時間はありますし・・

私たちは7名での参加予定だったので、左舷はほぼ貸切状態。
ミヨシ側に他のお客さんが2名いる程度です。

写真では判りづらいですが、一番奥で桟橋からハゼを釣っているのが
コータローさんです。

オオドモは私で、そこから見て隣がまんすりあんぐらさん・・
ドウ辺りにいる黒いTシャツとオレンジタオルのユズキチさんまでが
一行の釣り座です。


左舷に7名分の釣り座を確保 この時点でワクワク度MAX!

遅くなりましたが、ここで今回のメンバー紹介です。

ミヨシ側から・・
ユズキチさん
ヨシワラさん
カガミキャプテン
コータローさん
まんすりあんぐらさん
こどもパパ(私)

結局FUSSYさんは、起床時刻と出船時刻の兼ね合いで不参加でした。
6名(船中9名)での出船となります。
ん~ 他人事とは思えません・・
FUSSYさん 次回よろしくです。

半日カサゴ船を担当してくださったのは、色々なことが上手に出来そうな(笑)
都築船長です。

配られたエサはアオイソメ。
サバ短冊をベースに考えていたのでちょっと不安になりますが、出船直前に・・

「一応 サバもありますんで、使う人はここから持ってってくださいねぇ」

と、案内がありました。
なんとなくサバがサブ的な扱いでした。

そして、出船時に拡声器でお知らせが・・

手前(近場)2ケ所でやってみます。
良くなかったら、最終的には本牧方面まで走ります。

コータローさんいわく・・
近場では数より型が期待出来、本牧方面はほぼ確実に釣れるけど
型より数のポイントだそうです。

前半勝負か・・

初かみや! 船長は何か持ってそうな都築さん

船は多摩川の河口を出て、東京湾へ・・
やがて最初の場所に到着。

様子見で船宿配給のイソメを使います。
仕掛は船宿オリジナルのロングハリス(35センチ)の3本針胴付。
2本入りで300円。
私は当日3セット(6本)を購入しました。
オモリ20号。

「始めてくださ~い」

の合図で皆一斉に仕掛を落とします。
ところが、数分待っても船中アタリ無し。

「上げてくださ~い 次行きます」

はやっ。
記憶では5分もいなかったのではないかと・・
この船長、スゴいかも・・


そして次の場所。
ここも同様に早い見切りで移動です。

船長によると・・
水温が高くてヤバいらしいです。
船中アタリ無しって、普通は無いそうです。

コータローさんに聞いてみると
この時点でかなりの暗雲が漂っていたそうです。

開始早々不安になります。


3ヶ所目・・

「はい いいですよ~」

の合図がありますが、ちょっと半信半疑になりかけていました。

またしても船中アタリ無しか・・
この船長だと、そろそろ移動だな・・

と、そんな時にやりましたっ!

手前味噌ですが、これだけはお許しください。

「来たよ!」

船中初?
待望のアタリに電撃フッキング・・
乗りましたぁ!
途中で外れたら狼中年になってしまうので、竿がグングン突っ込んでいるところを
見てもらおうとオーバーアクションでアピールします。

それにしても前日慌てて上州屋さんに行って、ケースから出しもしないで
「これください」的なノリで買った竿・・ 
マジでいい感じです。

SHIMANO 海春 20-80 2.4m 6:4調子
魚が掛かると5:5に調子が変わるそうで、なるほどやり取りが面白いです。
電撃フッキングに使う竿じゃないですけどね・・

上がって来たのは良型本命っ!
船中1号です。
(ホントすいません 船2回目にして我ながら感激だったんで書いちゃいました)


船中 初釣果 ィヤッタァ~ッ!
(コータローさん撮影) 

船中 初釣果 ィヤッタァ~ッ! 


更に・・ 「船はベテランなんだぜぃ(2回目だけど)」と言わんばかりに、
食った針とエサを告げます。

「一番下の針でサンマッ!」

男らしく言い切りました・・  が・・

コータローさんが申し訳無さそうに

(小声で)「えっ サンマ・・?」

ぎゃぁ~っ! やっちゃいましたぁ。
恥ずかし~っ。

「サバでしたぁっ」

言い直しますが、自信満々に言い切っちゃっただけに恥ずかしさは残ります。


さて、釣りの方はこれから巻き返しか?
と思いきや、船中この1匹だけで後が続きません。
他にアタリが有ったという人はいたのですが、またしても移動です。

この時点で、もしかしてこれが船中唯一の釣果・・? 1匹で竿頭もあるぞ!
な~んてバカみたいな妄想をしたりしますが・・

なんと・・ 次の場所でも、最初に魚を釣り上げてしまいました。
一瞬の優越! 船中2匹は全て私の釣果!!

竿頭?
ひょっとしたらひょっとするかも・・

いや~ なんてバカなんでしょう・・
都築船長がこれで終らすはずがありません。

そしてやはりそうなります。
この場所で、それまでの状況は一変!
あちこちの釣り座でチラホラとカサゴが上がり始めます。
船中がやや賑やかになってきました。

私もですが、みなさんサバをメインに使っているようです。
そして掛かっている針は一番下が殆どです。

底立ちをとると・・
砂底に根が混じっているようで、時折ガツガツ固い感触も伝わります。
また、着底したオモリがガランゴロン・・ ガランゴロン・・ と
転がって落ちる様子もわかります。

良いところに入ったようですが、根掛かりも出始めます。

安泰な場所(棚)で待っていてもアタリは出ないので
底立ちを頻繁に取り直し、誘いながら根掛かりをかわします。

また、底質の柔らかい所では、仕掛を何メートルか巻き上げてフォールさせ、
周辺の根に潜む魚にアピールします。
やがて自分の釣り座が根の真上に差し掛かると、これを見ていた魚が飛び出す・・
ん~ 妄想は夢があって楽しいのです。

しかし、何と言っても底が固い場所に入った時こそ勝負。
カサゴが一番下の針に食っていることからも、タイトな攻めが肝だと思いました。
船は流しながら、船位はエンジンの力で微調整していただいているので
常に根に持って行かれる危険性は伴います。


仕掛が1メートルも転がり落ちるようなところでは、あえて粘ります。
転がり落ちた根を、逆に舐め上げるような誘いも試したりします。
そんな場所に当たった時は、船が少しでも長い時間留まることを祈りつつ
恐怖と戦います(ックゥ~ッ くすぐってぇなぁ)。

非常に怖いのですが、今回は頑張った時にそれなりの結果が伴ったので
すっごくやり甲斐を感じました。

カサゴは胴調子の竿で、スィープに乗せるようにするのが一般的かと思いますが、
前述の通り、根掛かりや根化けと隣り合わせの釣りでもあるため、
私の場合は電撃フッキングで、合わせと同時に根から引っぺがします。
竿が軟らかいのでオーバーアクションになりますが、気にしません。

船中一様に釣果が上がり出します。
が、これ以降 都築船長の引き出しの多さを思い知らされることになります。

まだ、釣れているのに次から次へと沖の巨大建造物を主体に移動を繰り返し・・
その度にカサゴがバシバシ上がります。
いや~ 痛快です!
楽し過ぎますっ!!

根魚は半居付きなので、ある程度釣ると、釣れる魚が少なくなるのでしょう。
実績の有る場所をテンポ良く次々と移動することで、
常に活性の高い魚が私たちの相手をしてくれることになるのだと思います。
良い船長に当たりました。


同行した皆さんの様子は・・

巧者コータローさん。
柔らかいムーチングロッドを使っています。
掛けてから障害物に潜り込もうとするカサゴと、
竿の特性を活かして綱引きを楽しんでいました。

胴から弧を描く竿がグイグイ持って行かれますが、
この突っ込みに堪えている様子は、見ていてとてもスリリングで面白そうでした。
根負けしたカサゴが少しでも浮けばコータローさんの勝ちです。

掛ける度に「勝ったぁ!」「負けたぁ~」と雄たけびが上がっていました。
ただ魚を釣ればいいってもんじゃないんですねぇ。
「楽しく釣る」を実践されていました。
さすがコータローさんです。

コータローさん 相変わらず巧みです! そして楽しく!!
(カガミキャプテン撮影)

続いてカガミキャプテン。

コータローさんは「勝負っ!」「勝ったぁ!」「負けたぁ~」
私は「来たよっ」から始まるオーバーアクション
と、非常にわかりやすいんですが、キャプテンは静かに釣ります。

時折キャプテンの竿がグングン突っ込んでいるのが視界に入ります。
ただならぬ動きに目を向けると・・
良型と思しき魚とのやり取りをお楽しみ中だったり、
更には既にランディングしているところだったりします。
同行者中唯一の一荷も慌てず騒がず、冷静にランディングを決めていました。
おくゆかしい、大人な感じの釣り師です。


カガミキャプテン 同行者中唯一の一荷も涼し気に・・
(コータローさん撮影)

ヨシワラさんは私同様、初参加です。

確か、船釣り自体初めてでいらっしゃったと思います。
勝手が分からない中、終始笑顔が絶えず、本当に楽しそうでした。
暑さを気にされてか、途中上着を頭からすっぽり被っていましたが、
カサゴの引きもちゃんと堪能していました。

私からは釣り座も遠く、船上ではあまり接することがありませんでしたが
釣り一筋というより、みんなで船に乗って、沖へ出て、
ワイワイやるのを楽しんでいる・・ という印象を受けました。

そんなヨシワラさんに、乗り合いはモッテコイですねぇ!
次回はぜひお隣でお願いします。


ユズキチさんは例によって、オレンジタオルを引っさげての乗船です。
勿論、あの時の「当該タオル」です。
(今回は私も小笠原タオル#2を首に巻いて行きました)
この企画ではすっかりレギュラーですねぇ。
ユズキチさんも良型を何匹も上げていました。

このイベントでは過去にいくつかの事件が発生しているんですが、
今回は終盤まで問題は起こらず、このまま終了かと思われた時・・
ユズキチさんが良型カサゴとやり取り中にグシャッ!
なんと竿が、つなぎ目辺りから真っ二つにっ!
どうしてこんなことになったのか・・
全く訳がわかりません。

掛かった魚は隣のヨシワラさんが手繰り寄せてくれていました。

折れた竿・・ 結構高かったそうです(合掌)。
予備竿持ってたことが不幸中の幸いでしょうか・・


ヨシワラさん(手前)とユズキチさん(オレンジタオル)
(コータローさん撮影)

そしてまんすりあんぐらさん。

実はボートシロギスの時にもそう感じたのですが、
「あ~っ!」「うぅ~っ!」と・・色っぽい声を連発していました。
アタリが出てから食い込みを待つ間に、
その魚がどこかへ行ってしまうことがよくあるんですよねぇ。

前アタリ自体が結構明確なのと、
アタリからHITに持ち込める確率が比較的高いので
食い込みに時間が掛かる時はかなりじらされ、
更にアタリが消えた時はとても寂しくなります。

まんすりあんぐらさんのウメキと、その気持ちが痛いほど良くわかるのです。
そんなスケベェなまんすりアングラさんですが、釣り自体はかなりの腕前です。
コンスタントに良型を上げ、船中唯一の良型のアジも釣り上げていました。


前アタリフェチのまんすりあんぐらさんは
冷たくされるのがお好きなご様子・・

そんなこんなでそろそろお昼。
沖上りの時間です。
いや~ あっと言う間でしたぁ。

釣り自体は少しの不満も無く楽しかったし、同行皆さんにも恵まれ、
大変良い釣行となりました。
企画第10回にして初参加・・ ん~ これまで参加できなかったことが
非常に残念だったと、あらためて感じました。


かみやさんですが・・
私は乗り合い自体が2回目と経験が有りません。
しかし、ここの船長は本当に気持ちいいですねぇ。
船頭としての腕前だけでなく、人当たりも最高です。
何より、釣り客のことを良く考えています。

船長は最後に1人1人の釣果を聞いて回るんですが・・
私はクーラーボックスの底の方に手を入れて数えると痛いので
横着して「ん~ 25匹くらい」と伝えたところ・・

「他のお客様に正確な釣果を伝えたいので、ちゃんと数えてもらえると助かります」

いや~ 恥ずかしくなりましたよ。
そう言えば、かみやさんのHPでは釣り座ごとの釣果を毎回掲載しているのでした。
このことだけ見ても、釣り客のことを第一に考えていることが伺えます。
コータローさんがどうしてこの船宿に惚れ込んで通っているのかがわかりました。

船釣りのベテラン師によると、釣果を盛っている船宿も多いそうですね・・

結局私は、船長が見ている前でクーラーボックスの魚を全てバケツに移し、
1匹ずつクーラーに戻しながらカウントして、正確な釣果をお伝えしました。
リリースした魚を含まずに27匹でした。
この日は「27」という数字に縁が有り、最大魚が新聞紙の文字方向の半分、
27センチちょいでした。


皆さん一様にお土産も出来、それぞれ帰宅後、同じくらいの時間帯に
釣行を振り返りながら、カサゴの刺身で晩酌・・
ここでまた魂はご一緒できることになるんですねぇ。


私の釣果 最大は一番初めに釣った27センチオーバー

沖上りすると、世の中的には中途半端な時間帯。
首都高も下道もガラガラです。
まだ十分に干物さえ作ることができる時刻に帰宅すると
家族もビックリしていました。

体力的にも助かりますねぇ・・

シャワーを浴びて、冷たいビールを呑みながら休憩・・
釣り道具一式を洗って干してもまだゆとりがあります。

寮生活をしている長男も夏休みで帰省しており、
魚の数も多いので、早めに下ごしらえを始め、料理しました。


塩焼き

煮付け

刺身 お造り風

刺身 磯辺風

写真の4品で当日中に23匹を消化。
残る4匹は後日のお楽しみとなりました。

どれもマジで旨いっ。
初めてトライした磯辺風は、香り豊かなアオサの乾物を使いました。
これはいいっ! リピート確定です。

唐揚も作りたかったのですが、酷暑の中 うちでは冷房を使わないので
さすがに180度の油からは気持ちが逃げてしまいました。
まぁ 周年釣れる魚だけに、それはもう少し涼しい時にトライしてみます。


そう言えば・・
冒頭にあれだけのスペースを割いたハゼ釣り・・
ハゼエサでの釣果はいったいどうだったのか・・?

後半は良いエサとしての働きっぷりを披露していましたが、
特エサと呼ばせるためにはもう少し頑張ってもらいたいところです
(別に呼ばれたくないか・・)。

特エサのイメージは、他の釣り人が釣れていない時に、
そのエサだけは良く釣れる・・ とか
船中だいたい型が揃っている中、そのエサだとなぜか大型連チャン・・ 
みたいなことを想像しますが、今回はサバ短がコンスタントに良かったので
シビアな評価は難しいでしょう。

ハゼの唐揚が大好きな私としては、
釣ったハゼはエサにしないで、やはり唐揚でいただきたいかな・・ と。

それにしても、船に乗る前にハゼを釣っている時でさえ、
気が付けば夢中になっている私がいました。
そのままずっとハゼを釣っていても私としては十分楽しめたと思います。

勿論船に乗ってからも夢中でした。
一日で(しかも午前中だけで)2つの釣りに我を忘れて夢中になれるなんて
贅沢なことだと思います。


かつては乗り合いの釣りは食わず嫌いでした。
船長さんが釣れるところに連れてってくれて、
はい、下ろしてぇ・・  はい、上げてぇ・・
底まで落として3メートル巻いてコマセを2回振ったら
仕掛の長さだけ巻き上げて待っててくださいねぇ・・

言われるままじゃないですか・・
だいたい指示棚って何よ?
なんで釣りに行ってまで指示されなきゃいけないのよ・・

てな感じで・・

ところがこのところ、そうじゃないことに気付きつつあります。
乗り合いで出ても、釣りそのものに関しては自分ありきなんですね。
考えてみれば当たり前かもしれません。
3月に初めて乗り合いを経験した時はLTアジでしたが、
中乗りさんの釣果に遠く及ばなかったし・・
これってウデも勿論あるけど、修行が足りないってことですもんね。

堤防でも、レンタル艇でも、乗り合いでも・・
置かれた状況の中で、最高のパフォーマンスを目指して色々考えたり
試してみたり・・

それがあるから釣りは面白いんだって常に自分で言っているのに、
とんだ勘違いをしていたのかも知れません。

そう考えるとどうでしょう?
またまた釣りの世界観が広がってしまいますねぇ。
前後左右、上下・・
どちらを向いても壁・床・天井が無い世界・・
知らない楽しみが手の届くところに無限にあるってことです。
寿命をまっとうして、仮に生まれ変わったとしても、また釣りをしなければなりませんねぇ。

いや~ 釣りってホントにいいもんですね~


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