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釣行記 2013年9月14日 土曜日
千葉県内房出艇 東京湾各所
船上オフ会開催 そして結束固く!

待ちに待った船上オフ会です。

この企画は、前回の乙浜港オフ会の大成功を経験し、
この感動を次は別の形で・・
ということで、NOZOMI船長 ツリクソン船長からご提案いただいていたのです。

参加メンバーと配船は・・

NOZOMI艇
NOZOMI船長、奥様、oiさん、茶太郎さん、まんすりあんぐらさん

ツリクソン艇
ツリクソン船長、坊主君、しんごさん、こどもパパ

参加を予定していたのぶあきさん、奥様、おっちゃんさんが
仕事の関係で急遽来られなくなってしまいました(残念)。


この日の狙いは9月9日の釣行記にあるように
第二海堡での大アジです。

その後、9月12日にNOZOMIさんとツリクソンさんが最終下見に行ったら
無音だったとのことで、ちょっと不安はありました。

まぁ 釣れるに越したことはありませんが
船が出せる確率も季節とともに低下していますし、
台風18号の影響も気になるタイミングで
私的には、出せるだけで御の字的な気構えでした。

ところが、参加者皆さんの行いが良く、海況は穏やかで気象も晴れ時々曇り・・
絶好の日和となりました。


当日、私は茶太郎さんと市原SAで待ち合わせし・・
集合場所の木更津マリーナ到着が早過ぎてしまいました。
こどもパパとしては、これでミッションコンプリート!
最大の難関を突破し、あとは自分勝手に楽しむだけです。

しんごさんも近くのコンビニにいるとのメールが入ります。

エサを買いに寄った宮川丸さんの前のドックで、ハゼ釣りをしている人がいます。
時間もあることだし・・
と、迷うことなくイソメを購入し、ハゼ釣りを始めます。
しんごさんも合流。

サクッと数匹のハゼを釣り上げたので、
これは活かして船中に持ち込むことに・・


宮川丸さん前のドックはハゼの宝庫でした

ちょっと遅くなりましたが、ここでNOZOMI号は出艇準備開始。
しんごさんと私は車でツリクソンの係留場へ向います。

無事、ツリクソンさんと坊主君とドッキング成功!
荷物を積み込み、いざ第二海堡へ・・
じゃないんです。

今回もまずカニの仕掛を設置してから沖へ向います。
しかも新兵器の投入・・
帰りに引き上げたらタイワンガザミが7杯・・
こんな妄想を抱きながら、今度こそ本当に第二海堡へ向います。


第二海堡に着いてみると、勿論NOZOMI艇は到着していました。

周囲には乗り合い船の小集団ができていました。
イイダコでしょうか・・ カワハギ釣りのように叩いている人もいますが・・


先に到着していたNOZOMI艇

魚探で20メートルから25メートルラインを探索します。

斜面には底付近にかなりの反応があります。
先日の爆釣と同じ画像にも見えました。

これはっ!

と思い、逸る気持ちを抑えながら準備をします。

そして、ワクワクのスタート!


しばらくやって音無し・・
これってありぃ?

魚探はいい感じなのに・・

でも、2艇合わせてこれだけの人数でやっていて型出ず・・

ツリクソンさんは予めいやな予感がする・・

なんて言ってましたが、まさにそれが当ってしまったようです。


これは移動しかありません。


と、そんな時・・
NOZONMI艇からどよめきが・・
まんすりあんぐらさんが何か掛けたようです。

上がって来る魚を見て・・

「マハタだぁっ!」

と言っているようです。
無事ランディング成功!!


実力でつかみ取った値千金のマハタ
(写真提供oiさん)

すっげー!
マハタが釣れるところ 初めて見ちゃいました。
聞くところによると、まんすりさんはコマセ撒きなど、
すっごく前向きに取り組んでいたそうです。
結果が出るのはこういう人なんですねぇ。

いや~ いいもの見せていただきました。
モチベーションも上がろうか・・ というところでしたが
冷静に考えると・・
アジではないのでこれを機に皆が後に続く可能性は皆無に等しい・・

その後しばらくして、ツリクソンさんは移動を判断するのでした。


第二海堡を後に・・

NOZOMI艇も続きます。


移動中のNOZOMI艇をツリクソン艇から撮影

その後、どこへ行ってもパッとせず、移動を繰り返しますが
赤潮が発生していて水の状況が悪く、
魚探の反応は有っても魚の活性が極端に低いようです。


ウワッ・・ なんじゃぁ~  こりゃぁ!

ツリクソンさんの取って置き・・
第三海堡跡・・

魚探には切り立った基礎跡のようなものも写り、
いかにもっ! というポイントです。
まずブラックバスだったら間違いの無いポイント。

ただし、この日は赤潮の影響にとことん悩まされます。

しんごさんがサメを釣り上げた後、坊主君がジャンボトラギスを!
その後、ツリクソンさんと私がマルソウダを何本かずつ・・

ここにも見切りを付け、残り時間も少なくなってきたので
最後の場所を目指します。


いつもかわいい坊主君と 富津漁業組合のしんごさん

バスの世界では、ある程度定石とも言えますが・・
本湖の水が悪い時、ドシャローとか葦原等が爆る時があります。

向ったのは水深10メートル弱の超浅場です。
小魚のライズが確認できるところから、
悪い水の影響は低いことがすぐにわかりました。

ツリクソン艇のアンカーが落ち着いた所は水深9.5メートル・・

ここからラッシュが始まります。
今回の本命 大アジではなく、小アジですが
初っ端からビシの3本針仕掛にパーフェクトで掛かります。

急いでサビキ仕掛にチェンジすると・・
3匹 4匹と多点掛けにっ!
たまにパーフェクトも。

しかし、すぐ隣にアンカリングしたNOZOMI艇ではポツリ ポツリ・・

水深を聞いたら15メートルとのこと。
両船の距離は話が出来るほど近いのに、
水深5~6メートルの差がこんなに影響するのか・・

これは読めませんよ。
難し過ぎます。

今 釣れている事実は嬉しく楽しいのですが、
同時に釣りの難しさを実感してしまいました。


この状態は断続的に続きました。

時折、アジがサバに変わったり、ウルメイワシに変わったりします。
更に少し大振りのサバが掛かったりしました。

この状況・・
まさに食物連鎖の真っ只中か・・


小アジは大漁だったけど 疑問は解き明かされず

この状況にいち早く反応し、実行した人がいました。
またしてもこの男・・

まんすりあんぐらさんです!

私が次々に釣れるアジを釣りまくって喜んでいる時に
NOZOMI艇側ではそんなに釣れていなかったアジを泳がせていたのです。

恥ずかしいのと感服するのが入り混じった複雑な気持ちです。

だからどうしたの? ってぇ?

私が喉から手が出るほど欲しかったイナダです。
目測45センチ!


最初に入った場所で唯一の釣果・・
しかもマハタという値千金の1尾をゲットしたかと思ったら、
今度はイナダっ!

脱帽です。


最後の最後でイナダをゲットしたのは またしてもこの人
(魚を持っているのはNOZOMIさんです・写真提供oiさん)

さて、そろそろ沖上りの時間です。

今回は最初と最後をまんすりあんぐらさんに持って行かれ・・
いや、キッチリ締めていただき、これにて沖上りとなりました。


沖上り後は簡単なBBQを・・
と思っていたのですが、ちょっとお疲れモードに入っている人が多く・・
つーかお前だろって言われそうですが、
木更津の海鮮炉端焼きのお店で反省会となりました。

自分で焼きたい魚介類を選んで購入し、テーブルで焼きながら食べられるお店です。

魚は真っ黒に焦げるまで焼くのが美味しく焼くコツだそうです(爆)。
まんすりさんに「マハタ焼きません?」って言ったら拒否られちゃいました(笑)。

リーズナブルで美味しいっ!
休日は混雑するようですが、オススメです!


海の幸をリーズナボーに堪能できる良いお店でした
(写真提供oiさん)

美味しい魚介類とソフトクリーム(笑)を食し、満腹です。
このままだと睡魔が襲って来そうです。

でも、漁師にはまだ仕事が残っているのです(漁師ってだれ?)

カニの仕掛を引き上げに行かなければなりません。
このまま放置するとゴーストハンティングが繰り返されてしまいます。


かくして、皆さんとは再会を約束し合い、お別れとなりました。
実はNOZOMIさんも同行したかったようですが、
前日は準備のため、あまり休めず、疲れがMAXで断念されました。
NOZOMIさん、本当にありがとうございました。


22:00頃だったかな・・
ツリクソンさん、坊主君、私の3人で再出艇です。


夜の出艇・・ これが当たり前の坊主君 すっげぇや!

前回は真昼間に大きなタイワンガザミが2杯獲れてブッタマゲましたが
今回はカニが動く夜になっても仕掛を入れていたので、
前回以上の大漁はまず間違いまりません。

胸の高まりを抑えつつ、仕掛を打ったポイントに到着・・

これから始まるであろう、素晴らしい漁のために息を整え
仕掛に手を掛けます。

ゆっくり上げます・・


あれっ?

不調です。
なぜでしょう・・

掛かっていたのは、2杯だけ・・
しかもガザミではなく、イシガニ・・
勿論、どちらも同様に美味しいのですが、
高級食材として名の通ったガザミと比べると見劣りすることは否めません。

こうして今回のカニ作戦は、沖上りの際に獲れた1杯と合わせて、
合計3杯(すべてイシガニ)に終わりました。

場所か、自合いか・・
これは次回に課題を残すこととなりました。


前回に一転 ガザミは姿見せずイシガニ3杯

さて・・
本当の沖上りです。


あれっ!

竿が積んであるぞ・・
おっとこれは何だろう?
あっ エサじゃん!
なんでこんなところにぃ?
まじかよ?
うっそだろぉ?


つーことで、エンジン全開。
バリバリィ~ッ!!
不良中年に安息の時間は無いのです。

「付き合わせてごめんよ 坊主君」

「えっ! デカメバカサ行くんでしょ?」

「・・・」


フルスロットルで、デカメバカサポイントへ Goっ!


滑走中のボートから水面を撮影(ストロボ有り)

おやっ!!
滑走する船の周りがブルーに光り出したぞっ!

ツリクソンさん、いつの間に船底にネオン入れてヤンキー仕様にぃ?
やっぱり不良中年ですねぃ!


「これは夜光虫ですよ!」

「うっひゃぁっ!! まじぃっ?」

信じられません。
夜光虫はボートが走ることで危険を感じ、発行しているようです。

夜光虫が光ること自体は、夜釣りをしていれば普通に見かける光景ですが、
なんてったって規模と光量が違う・・ 違い過ぎる!
船はブルーの光に包まれ、黒い海面をライトアップされながら進みます。
圧倒的だぁ!

しかも色が超綺麗・・ 

そして・・ なんて幻想的なんでしょう。

今日一日、これを見るためにここへ来たとしても
おつりが来るくらいの素晴らしい光景でした。

ぶぅ~らぶぉーぅ!
ファンタスティーック!
たまやー!!
かじやー!!

彼女をモノにしたけりゃ これ以上のシチュエーションはありません。
逆にこれでダメならキッパリ諦めな・・ って感じです。

せっかく神秘的な光景なのに、メチャクチャ俗っぽい話になっちゃいました・・


滑走中のボートから水面を撮影(ストロボ無し)

不良は悪振っていても、実は繊細でロマンティストだったりするんです。
坊主君にバレないように感動に溢れ出る涙をぬぐい・・

デカメバカサ釣りモードに切り替えます。


ポイント到着・・

最初は出来合いの堤防胴付仕掛で始めます。
すぐに釣れると思っていたのですが、私にはアタリがありません。

坊主君とツリクソンさんはホイホイカサゴを釣り上げます。
見かねたツリクソンさんが私の仕掛を見て、

「これでやってみて」

と、お手製の仕掛を下さいました。
これはロングハリスです。
羽田かみやさんのオリジナルメバル仕掛によく似ています。

すると・・
ウソのようにホイホイ釣れるようになってしまいました。
デカサゴ、中カサゴ、小カサゴ・・
チビカサゴはそもそも釣れません。

そのうち、潮が動き始めたか・・
今度はデカメバが釣れ出しました。

メバル・・
デカイです!

時間が経つのも忘れ、夢中で釣り続けますが、
いつまでもこうしているわけにはいきませんねぇ。

ダメージが無く、目測20センチ以下はリリースしていきますが、
それでも釣果は十分!


最初はカサゴ 後半はメバルが釣れ出しました

あっと言う間に1:00!
え~っ・・ 3時間近くやってたのぉ!?

信じられないくらいあっと言う間でした。
リリース含め、3人で60匹は釣ったでしょう。

小アジがクーラーボックスにたくさん入っているので
メバル5匹とカサゴ2匹をお土産に持ち帰ることにしました。

ツリクソンさんは3匹お持ち帰りです。

そう言えば・・
海釣りにのめり込むきっかけとなった保田漁港でのメバル釣り・・
当時、冬場は月に2回も行ってましたが、釣果の写真を撮る時
新聞紙の上に20匹とか30匹を並べていたことを思い出します。

このメバルは(カサゴ含んで)、7匹でも新聞紙いっぱいです。
比較することはナンセンスですが、懐かしく思ったので・・


お土産はデカサゴ2 デカメバ5

オフ会では大アジこそ釣れませんでしたが、
それでも十分楽しませていただきました。

低活性にあえぐ中、なんとかみんなに釣らせようと、
2人の船長さんは、これまでの経験で積み重ねてきた引き出しをひっくり返し、
ご自身はろくに釣りもせず、必至になってあちこち走り回ってくださいました。

いつも感謝です。

我々ノンボーターは、それだけで十分満足なのに・・
お別れの直前まで、お気遣いくださいましたが
乗り合いのプロの船頭さんでもダメなときはダメ。

そうだからこそ・・
いや、こういうことの方が多いので、「よしっ 次っ!」ってなるんですよねぇ。
少なくとも今回の参加者は皆同じ気持ちだと確信します。

かく言う私も、まんすりあんぐらさんに、
忘れていたことを思い出させてもらいました。
次は海がどんな状況でも、今回より頑張りますよっ!

仲間の思いやりを感じ、仲間に感謝し、仲間に学ぶ・・
そんなことが凝縮された、この上無い、良いオフ会でした。

皆さん あっざーっす!!


いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


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