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釣行記 2013年11月3日 日曜日
茨城県 鹿島港
せんばさん来るっ! 芋煮オフ会の報告

鹿島港で芋煮オフ会を開催しました。

『こどもパパ20万HIT記念特別企画』と勝手に言っていますが
実は、たまたま20万HITと芋煮会の時期が近かっただけなんです。

思えば、5月の山形遠征でせんばさんに本場の芋煮をご馳走になり、
その美味しさに遠征メンバー 一同深い感銘を受け・・
7月の乙浜オフ会では、その感動を再び・・と、
oiさんが見事に再現してくれ、参加者を唸らせたことは
記憶に新しいところです。

寒い時期の芋煮はさぞ・・

と、本場 山形のせんばさんのご都合に合わせ、開催の準備を進めていました。

打ち合わせの日程がなかなか取れない中
さっかさんが「イベントパパ」という打ち合わせ専用の掲示板を立ててくださり
これですっごく助かりました。
さっかさん 本当にありがとうございました。


さて、待ちに待った当日・・

芋煮は夕方からなのですが、その前にちょこっとフライング・・
さっかさんと2人で、アイナメとドンコを狙って新浜で竿を出すことにしました。

午前2:00頃、新浜に着いてみると・・
さっかさんは先に到着していました。
立入の規制が心配された新浜でしたが、問題無く釣りができるようで安心。

早速支度し、3:00頃から釣りを始めました。

お互いに投げ竿は2本。
胴付仕掛にアカとアオのイソメを用意しました。

ブラクリ用にも竿を1本。
これが炸裂すると本当に面白いんですよねぇ・・


フライング気味に入った 私のホーム 新浜

気温は高く、防寒着は不要でした。
風は西寄りの弱風で、新浜で釣りをするには良い条件でした。

20~30メートル投げてアタリを待つと・・

時々竿先のスズがチリンチリンと鳴りますが、食い込みには至りません。
これは小さな魚かエンピツアナゴがエサをつっついているようです。

どれくらいの時間が経ったでしょう・・
かなり長い沈黙を破り、やっと私の仕掛に、
まずまずサイズのドンコが掛かってくれました。
キモもパンパンです!


私の一番の理解者 ドンキー君(リリース)

アイナメやドンコは、はっきりとした時合いがあり
パタパタと釣れ出すことがあるので期待しますが、サッパリです。

さっかさんは・・
アタリに竿を大きくあおると、何やら乗った様子!

竿のしなり具合からも、結構なサイズであることがうかがえ、期待しますが
その正体はサメでした。

しかも2回も・・


このサイズのアイナメなら・・

明け方のアイナメタイムに私の仕掛に何か掛かり、
グリグリと首を振る手応えにアイナメを期待しましたが、
上がって来たのはクジメでした。


アイナメの友達 クジメでしたぁ・・ 

すっかり朝になってしまい、結局これが新浜での最後の釣果となりました。


芋煮会の会場となるポートラジオには、すでにヌコさんとオケラさんが
入っているとの連絡を受けていたので、新浜を後にし、そちらへ向いました。

新浜とポートラジオは車で数分です。


ポートラジオに着いてみると・・

ポートラジオに着くと、ヌコさんとオケラさんは航路側に陣取っていました。

お久しぶりのご対面ですが、挨拶もソコソコにバケツを覗き込むと
結構なサイズのカレイが釣れているではありませんか!
さずが鹿島の主・・ 
以前、このお2人が鹿島に住んでいると思い込んでいた人がいましたが(笑)
わからなくもありません。

おけらさんは他の常連さんとも話が弾んでいるご様子・・

やっぱ格が違います。


さすがです すでにデカレイがっ!

アジが期待できる時間帯ではないので、カレイ狙いで私も竿を出します。

これだけだと退屈なのと、徹夜明けで寝てしまいそうなので
シーバスタックルでシロギス仕掛を投げ、手持ちで探ります。

投げ竿にはまったくアタリは有りませんでしたが、
手持ちの探りではデカメゴチや小ハゼが掛かります(リリース)。

しかし、これも長続きせず、昼頃チェアにうずくまったままダウン。
薄れゆく意識の中にまんすりあんぐらさんの面影を見たような・・


1時間程寝たのでしょうか・・
起きてみるとやっぱりまんすりあんぐらさんはいました。

あとは茶太郎さんの車にせんばさんが乗って来たら全員集合です。


15:00くらいになると、かなり雲が厚くなり、そして冷え込んできました。
深夜から明け方の釣りでは着用しなかった防寒着を着ますが、
それでも背筋がスースーします。

私が寒がりなのか・・
このような状況下で半袖ティーシャツ1枚で普通に釣りをしているおけらさん・・
マダイ(20センチ強)やカワハギを釣り上げています。
やはり格が違います。

曇っていることもあり、やや薄暗くなってきました。
あまり暗くなると、老眼の私にはパーツの多いカゴ仕掛作りはキツイので
早目にそれの支度を始めました。

一応せんばさんの分も作ります。

このころになると堤防は後から来る人を寄せ付けないほど混雑していました。
みなさん アジ狙いなんですねぇ。
トリックやカゴを準備しています。

17:00くらいになると皆さん本格的に釣り始めます。
船着場辺りで釣果が出始めます。
大きなアジです!

私たちも気合を入れます。

投げたカゴよりも足下でHITしているようです。
まんすりあんぐらさんやさっかさんにもHIT!

私にはサバがHIT!
棚が浅かったのか・・

ところがそんなことは無く、私より棚が浅いまんすりさんが
良型のアジを連発。

そのうち・・ と思って続けていると、私にも良型のアジが掛かります。
どうやらサバとアジが入り乱れているようで、釣り分けは難しい様子。

そのうち群が大きくなってきたのか、投げたさっかさんのカゴにもアジ!


浮いているのはシメたサバ アジがでかいっ!

突然のフィーバーです。

それにしても・・
アジの型がスゴい!

いつもボートでご一緒しているまんすりさんは、鹿島でのアジ釣り初体験・・

「鹿島って こうなんですかぁ? ボートより釣れるんじゃないですかぁ?」

と禁断の発言。

堤防全体に活気が満ち溢れます。
一本釣りの漁船状態です。

しばらくして釣果はやや下火になるものの、それでもポツリポツリと
サイズの良いアジが掛かります。

ぬこさんもアジを釣り上げますが、魚を外す人がいません。

おけらさんは?

発電機と投光機を用意してくださったのです。
圧倒的な明るさです。
これはもう、素人の堤防フィッシングではありません。
やり過ぎです。
堤防大将です。

なんて快適なんでしょう!
これにコタツがあれば、ドバイのホテルにも負けないくらいラグジュアリーです。


これっていいの? 圧倒的過ぎるんだけど・・

そんな感動と、釣れているアジをよそ目に、おけらさんがまたいなくなります。

釣り座の背後で暗い中、宴会の仕込中でした。

なんとカレイの刺身!
包丁が実に鮮やかで、しばし釣りを忘れ見惚れてしまいました。
そしてマダイも・・

これは後程出てきます。


突如釣り場から姿を消したおけらさん

魚をさばいている手前には、夕方から火を熾していたヤキトリコンロ!

なんか、ただ事ではない、ヤバイ予感がプンプンしてきました。


こんなに大掛かりな仕掛けもしてあった!

そこへせんばさんから連絡が入ります。
間も無く到着とのこと。

さて、忙しくなります。
まんすりさんは芋煮用にテーブルとコンロを用意します。
芋煮は鍋2つで作ります。

釣り場に向けられていた投光機は芋煮会場を照らし始めます。


あれーっ! まだTシャツのおけらさん ダイジョービィ?

おけらさん大車輪です。
魚をさばき終えると今度はヤキトリです。

辺りには芳しい香りが立ち込めます。
この香りにみんなのモチベーションも上がります。

(釣り場のみなさん ごめんなさい)

野良犬も寄って来ます。


これって 犯罪じゃないのぉ? くらいヤバし・・

そこへせんばさんと茶太郎さんが登場っ!

一通り再開の挨拶を済ませると、いきなりエプロンを羽織るせんばさん。

ビシッ ビシッ・・ と芋煮のコマンドが飛び始めます。
ご自身の料理の手際も良いのですが、周囲への指示も的確で、
滞りなく流れるように支度が進みます。

いや~ 素晴らしい。
ていうか、やってて気持ち良いです!

2つの鍋に同時に芋煮を作っていくせんばさん・・
ステキだぁ。
ステキ過ぎるっ!


せんばさん 到着するや いきなりエプロン姿に

ヤキトリを焼きながら、釣れたサバも塩焼きに・・

間違いなく、鹿島で釣ったサバを一番美味しくいただいたのは
古今東西 今回参加の7名でしょう。
断言します。

こりゃ堪らん!


釣ったサバを塩焼きに・・

いち早く焼き上がったヤキトリをおけらさんがテーブルに出していきます。

見てください。
売っているヤキトリを焼いただけじゃないんです。
鳥肉を買って来て(牛もあり)、事前に切り分け~串打ちまで仕込んであったのです。
この綺麗に揃った美しい仕上がり・・

只者ではありません。

焼いている時の香りに、まずやられましたが、仕上がりを見てまたやられ・・
食べてはとどめを打たれます。

みんなこれをつまみながら分担で仕事を進めていきます。


見よっ このビュリィフォーなヤキトリ!!

ヤキトリだけじゃありません。
おけらさんの自家製チャーシュー!

これ・・
マジウマでした。

おけらさん ステキ・・
ステキ過ぎるっ!
ヌコさんって幸せだなぁ・・


このチャーシュー 味 最高っす!

肉・肉とくれば・・

山菜でしょっ!

これはせんばさん持参のワラビです。
いつも、ことあるごとにせんばさんの山菜は嬉しいお土産です。

歯応え、苦味(渋み)はまさに絶品!
U40禁の味わい。

ワコードにはわからないこの有り難味!
最近は見ただけで胃腸が動くようです。

ヌコさんが小脇に抱えてきた一升瓶「清泉」が進んで 進んで・・
なんか、私1人で半分くらいやっちゃった感じなんですけど・・
(ヌコさんの体温を感じましたぁ・・)


これの有り難味がわかって 幸せぇ~

短時間で結構釣れたアジ・・
前述の通り、良型が揃いました。

私自身、鹿島のアジ経験は少ないのですが、これ程良型が揃うとは・・
サバは塩焼きがベストだと思いましたが、アジは当然刺身です。

まんすりさん さっかさん 茶太郎さんがさばいてくれます。

生きているので、まな板から逃げ出す場面もありましたが・・


逃げ回るアジを押さえて・・

包丁に覚えのある集団、なんとも心強し!

アジも気付かぬ間に綺麗に3枚に・・


あっと言う間に三枚に!

そして、贅沢な刺盛りに・・

せんばさんが持って来てくれた菊の御浸しを添えます。
これには若干酢が含まれ、アジと一緒に口に入れても実に美味しいっ!


菊がいい色合いといい味を添えます

圧巻はおけらさんが仕込んでいたお造り!

これはカレイとマダイです。
大根が無いので、キャベツでツマを代用。

一同カレイ刺しの旨さにビックリ!

新鮮だということだけでなく、味自体が良いですねぇ。
カレイとはこういうものか!
と、ヒザを叩く面々。
味が濃く、絶品でした。

マダイもビックリ!
この2点盛りだとカレイに軍配は上がりますが、大きなマダイとは別物です。
小さいのに、脂がシッカリ乗っています。
これはカレイと食べ比べたからなのかも知れません。

大きなマダイをあまり美味しいと思ったことが無いのですが
これは美味しい!
くどいほどの歯応えが無く、脂が乗っていることで甘味のある刺身でした。

まぁ、大きなマダイは釣ったことがないので、
これも自分で釣れば美味しいのは確実なんですけどねぇ・・
目の前にある魚を素直に評すると、こんな感じでした。

でもでも
おけらさん・・
あなたは一体何者?


超人おけら 与えられた状況で最高のパフォーマンス

「芋煮が出来ましたよぉ~!」

せんばさんから、みんなが心待ちにしていた雄叫び。

これは下ごしらえの段階から、時折ヤバイ香りを発していましたが
完成品を見てみんな黙りました。

材料にこだわり、かなり良い素材を使っていますが
それだけでなく、やはり作り方でしょうか・・
鍋に近付くと大変な香り!

白米持ってたらその香りで一膳いきたくなりそうです。


ヌコさんはこの写真で飯が食えると言ってました

せんばさんによると、2つの鍋で同時に作った芋煮は
それぞれ微妙に味を変えているとのこと・・

1杯目と、オカワリを想定した2杯目のサジ加減だそうで・・


とりあえず
一杯目・・

みんながなんて言ったと思いますぅ?

「旨い」? 「美味しい」?

どちらもハズレです。
正解は・・

「ヤバイっ!」

でした。
言葉遣いのあまりよろしくない私が言うのならまだしも・・
エリートサラリーマンの皆さんが、異口同音でこの言葉でした。


オカワリ用に微妙に味を変えた鍋 神業か?

これは本当にヤバかったです。

残念ながらこのヤバさを的確に表現する言葉は私にはありません。

知りたければ次回参加するしかないですねぇ(笑)。

2つの鍋は一気に完売。
残った汁と少しの具は、仕組まれた衝撃のためにっ!

そうです・・
シメうどんです。

すでに腹が切れそうだったのですが、「別腹」という言葉の意味・・
いや~ 実感しましたぁ。

ズルズル・・ ウマしっ!!  えっ もう終りぃ?


クソッ やられたぁ かなわんわ・・

にくい・・
にく過ぎる・・
にく過ぎてにくったらしい!(わけわからん)

シメうどんも二段構え。
芋煮の汁で少し多目にうどんを作って出し・・

みんながもう少し食べたいと切望するであろうタイミングで
あえてカレー味っ!

「カレー」と書くとみなさん「カレー」を想像するでしょうが(当たり前か・・)
豪華素材をふんだんに使った芋煮の汁にカレーなのです。

ん~ やはりボキャが乏し過ぎる(うまく表現できない・・)。

あとはみなさんの想像力にお任せするしかありませんが、
たぶん みなさんにも想像するの無理です(ごめんなさいねぇ)。


とっくに降参してるのに・・ そこまでやるか?

デザートもMade in YAMAGATA!
ラ・フランス(洋梨)をいただきます。
数日前にせんばさんが、熟成期間を計算して当家に送ってくださり・・
当日は見事に食べ頃でしたぁ。

これも実にうましっ。
豪華な食事の後にサッパリした甘味は
絶妙なバランスでみんな大喜びっ!


満腹の後は、この日 全く釣りをしていないせんばさん、茶太郎さんと
釣りをしました。

せんばさんはぶっ込みでアナゴ狙い。
茶太郎さんと私はアジ狙い。

45時間のうち1時間しか寝ていない私はちょっとヘロヘロでしたが
気付くと、そんな私より先に茶太郎さんは車の中へ・・

しばしせんばさんとサシの釣りになりますが
お腹一杯で防寒着の中の温度もほど良く上がり、眠くなってきてしまいました。

それでもせんばさんが良型のアナゴを釣り上げた時は
一瞬意気が上がりましたねぇ。
せんばさんは、アジと違って少々の運搬に耐えるアナゴを
あえて狙っていたのです。

数日後、せんばさんのブログで
この時のアナゴ2匹が、美味しそうに料理されているのを見て
なんだか嬉しくなってしまいました。


最後はせんばさんとガッチリ握手!
来年も行くぞ! 山形ぁっ!!

かくして、今回もオフ会は大成功に終ったのでした。
釣りというより、食に力が入った企画ではありましたが
「芋煮会」ですからこれでいいのです。

私はお土産にラ・フランス2個をいただき・・
更におけらさんから良型の生きたアジ10匹程をいただきました。
ありがとうございまーっす!

今年はたくさんのオフ会を開催し、どれも本当に楽しかったなぁ。
釣りを通じて仲間も増え、こうしたイベントでどんどん結束が強まっていきます。
それも釣りをしていなかったら知らなかった人たちばかりだなんて・・

仲間に学ぶことは多く、釣りの幅も広がり、それは人生を豊かにしてくれます。
みんなに感謝・・ そして釣りに感謝・・

いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


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