HOME プロフィール 釣りって・・ 最近の更新 ダイアリー 寄稿 レポ マイルーム 掲示板 リンク


釣行記 2014年 1月12日 日曜日
茨城県 霞ヶ浦(新港)
2014年初釣り 第四回ワカサギ定例会

「初釣りはワカサギ定例会」

自分の中ではもう固定化された年間スケジュールのひとつです。
今年は第四回を迎えることができ、参加者も過去最多、6名での開催となりました。

茶太郎さん、さっかさん、私・・
これは前回同様のメンバーですが、今回は茶太郎さんが次男の
チャタジュニ君(仮称)を連れて来ました。

更にoiさんとまんすりあんぐらさんが加わりました。


私は9:00頃の現地到着を目指して、8:15頃出発しました。

茶太郎さん親子は気合十分!
その頃には、すでにツ抜けしていたようです。

さっかさん、oiさん、まんすりあんぐらさんは車1台で9:30頃到着予定との
連絡がありました。


予定通り9:00前に現地着。
今回は釣り具以外の荷物も多いので、まずはカートにて荷物運びです。

新港に入る前の新川は、例年この時期になるとバサーの人気スポットとなるのですが 
それにしても、最近では見たことが無いくらい 多くのバサーがロッドを振っていました。

oiさん ワカサギじゃなくて こっちやりたくなるだろうなぁ・・

なんて思いながらカートを引きます。

新港に入ると釣り人層はガラっと変わり・・
ワカサギ狙いの釣り師が点々と入っています。

それにしても今回も晴天!
寒波が押し寄せ、厳寒を想定していましたが・・
過去3回同様、日中は汗ばむようになることが想像できました。

新港の奥に歩みを進めて行き・・ 港内で茶太郎さん親子とご対面。
ご挨拶をします。

バケツにはすでに20匹程のワカサギが泳いでいました。

聞くところによると、早い時間帯が良かったとのこと・・
でも まぁ・・ 例年と比べれば、この時間帯でこの釣果なら期待が持てます。

早く釣りしたいぁ・・ と思いつつ、荷物運びで2往復・・
寒かったので、いいウォームアップになりました。

テーブル等を設置し、さて釣りを始めるか・・

と、いうことろで さっかさん、oiさん、まんすりあんぐらさんが到着しました。
これで今回のメンバー6名が全員集合となりました。

とりあえず、リアルでのあけおめ ことよろをして・・

それぞれ支度にかかります。


まずは茶太郎さん親子が釣っていた港内からみんな一緒に始めます。


霞ヶ浦,ワカサギ
第四回の定例会のメンバーが全員集合!

置き竿にしておくと・・

竿先にツンツンとアタリが出ます!
しかし、あまり食いが活発ではないようです。
なかなか針掛かりしません。

私はアカムシとラビットを用意したので、5本針にそれぞれを付けて
どちらがよく釣れるか、試してみると・・

ワカサギがどちらを好んでいるかはわかりませんが、
やはりアカムシの方が針に掛かる確率は高くなります。

数度目のアタリでやっと今年の初魚を手にすることができました。
クチボソではなく、ワカサギだったので一安心です。

4.5メートルのハエ竿は軽く、軟らかいので
釣り味がとてもいいですね~!

ポツリ ポツリ・・ と釣果がで始めます。


霞ヶ浦,ワカサギ
今シーズンも釣れてくれた霞ワカサギに感謝

釣り始めは全員港内でしたが、時間が経つにつれ、港外に竿を出すメンバーも・・

内外ともに釣れ具合は同じくらいですが、
港外はリール付きの磯竿か 5.3メートルのノベ竿が必要になるので、
手返しはやや悪くなります。

私は内外合わせ、1時間半程で20匹弱を釣り、とりあえず一満足。

味噌汁を用意して来たので、準備することに・・

茶太郎さんにシングルバーナーをお借りしようと声を掛けると・・
茶太郎さんもそれをきっかけに、なにやら準備を始めます。

「今度は何が出てくるんだろう・・」

私のは湯を沸かして注ぐだけなのでお先にぃ・・
みんなの釣り座までそれをデリバリーします。

いや~ 寒い中、大好きな釣りをしながら、暖かい味噌汁。
インスタントでも最高に美味しいのです。
はいっ 手前味噌(汁)です。


霞ヶ浦,ワカサギ
たかが お湯を注ぐだけの味噌汁だが・・

暖かい味噌汁をいただいた後は、茶太郎さんの支度が気になります。

たい焼きを焼く、上下の鉄板で調理物を挟み込むような道具が出てきます。

そこにパンをセットして、ピザソースをベースにハム等の具を乗せ・・
上にもう1枚のパンを乗せたら、上側の鉄板を閉じて焼いています。


霞ヶ浦,ワカサギ
茶太郎さん 今回は何を繰り出すのか!

出来上がったところで、いただきます。

こんがり焦げ色のついたパンは香ばしく、一口かじると・・
中からアツアツのソースや具が出てきて美味しいっ!!

いや~ ありがたや ありがたや・・

かじった口元からチーズがトロ~っと、ゴム紐の様に伸びて、
落とさないように上を向いて口の中に納めます。
ハムとの相性もバッチリですねぇ!

茶太郎さん ご馳走様でした。


霞ヶ浦,ワカサギ
ホットサンド? うんめーな これも
(oiブログから無断転載)

さて、今回は役者が多彩。
昨年乙浜港のオフ会で、山形の芋煮を見事に再現したこの人・・
oiさんが雑煮を作り始めます。

恒例の鍋焼きうどんを用意してきた私ですが、
この時点でそれは封印することを決定するのでした。

前回、鍋焼きうどんを食べた後、茶太郎さんが作ってくれた
野菜たっぷり 餃子入りの豚シャブを食べ過ぎ、お腹が苦しくなって
しばらく動けなくなってしまったことを思い出したのです。
美味しくて、つい食べ過ぎちゃうんですよねぇ・・

oiさんの調理が進むにつれ・・
周囲に良い香りが漂い始めます。

「釣りをしている皆さん ごめんなさ~い」


霞ヶ浦,ワカサギ
鉄人oiさんが 絶品雑煮をつくる!

雑煮なので餅も入り、結構な食べ応えになりそうです。

鍋焼きうどん・・
食べなくて正解です!
ちょっと学習したかな・・

次々に心と体を暖めるものが出てきたり、準備が進む中、
この時点で一度もテーブルに姿を現さない人がいました。

初参加のまんすりあんぐらさん・・
1人港外で入れ食い、しかも多点掛けを楽しんでいるようです。

ワカサギ特有の時合いが訪れていたのです。

釣れない時間に一生懸命釣りをして
釣れる時間に釣りをしないで「食」を満喫しているなんて・・

釣り〇カのハシクレとして気持ちが動きます。

「どうしよう・・ サクッと時合いだけ竿を出しに行って来るか・・」
と思っていると・・

「どうせ、食べ終わればまた釣りするんですからぁ・・」

のんびり愉しみましょう!
というオフ会ならではの茶太郎さんの発言に、気持ちが落ち付きます。

ちょうどその頃oiさんの雑煮が出来上がり、一番によそっていただきました。
テーブルに着き、まずはそれを味わっていただくことに・・


霞ヶ浦,ワカサギ
雑煮完成! こりゃぁ まじでやばいでしょ

あったっけぇ!
そして、まじうまいっ!!
あぁ~ 幸せぇ。

腹の底から暖かさと美味しさを堪能し、
心の底から幸せを実感するのでした。

これだけの代物を現地でサクッと作ってしまうoiさん
本当に鉄人! さすがです。
ご馳走様でしたぁっ!


それにしても、まんすりあんぐらさんがなかなかこちら(テーブル)へ来ません。
ただひたすら釣りまくっています。

入れる度に鈴なり・・
そんな情報が入ってきます。

まんすりあんぐらさん・・
すっかりハマってしまったようです。


さ~てと
お腹も一杯になり、体も暖まって、私も釣り再開です。


港内はチョロチョロだったので、港外でやりますがパッとしません。
まんすりあんぐらさんが鈴なりで入れ食っていたところでやってるんですが
どういうことでしょう?

しばらくして、雑煮を食べ終えたまんすりあんぐらさんが戻って来て
隣に入ります。

「いや~ 釣れなくなっちゃいましたよぉ」

なんて声をかけますが・・

釣り始めたまんすりあんぐらさんはペースこそ落ちたものの
次々にワカサギを釣り上げていきます。

・・・?

まんすりあんぐらさんの右側にいた私と
左側に入ったoiさんが、どんどんまんすりあんぐらさんに寄っていきます。

両方から挟み込むように、3つの仕掛は密集していきます。
最後は半径1メートルに仕掛が3つ入っている状態でしたが
なぜかまんすりあんぐらさんだけがよく釣れるのです。

棚を同じにしても状況は変わりません。


やがて、港内でも釣果が出るようになってきました。
さっかさん 茶太郎さん チャタジュニ君に活気が出てきます。
群が1日に何回か廻って来るようです。

こうなると短い竿で落ち着いてできる港内の方が釣りやすいので
そちらへ移動することに・・


霞ヶ浦,ワカサギ
お腹一杯になったところで釣り再開

釣り人が同じ場所に何人か入ることで、さらに魚を寄せるのかも知れません。
入れ食いとまではいきませんが、ソコソコ釣れるようになってきました。

私は、最初にここで使っていた4.5メートルの竿と
港外で釣っていた時に使用していた5.3メートルの竿との
2本出しにしていましたが、その間に茶太郎さんを挟んでいたので
2つの釣り座は5メートルくらい離れていました。

最初は両方とも置き竿にして、一歩下がったところで様子を見ていたのですが
4.5メートルの竿にアタリ!

素早く走り寄り、竿を持とうとすると・・

「パパさ~ん こっちこっちっ 当ってるよ!」

と、もう一方の竿も当たってます。
最初に当った方を取り込み、再投入してから
急いで後から当った竿を上げると・・ これは空振り。

間髪入れず・・

「パパさ~ん こっちこっちっ!」

急いで今上げた仕掛を投入して、もう1本を手にしようとすると・・

「パパさ~ん こっちこっちっ!」

これが延々と続きます。
ラッシュです。

普段殆ど運動をしていない私ですが、反復横飛び状態に・・
しかも距離があります。

嬉しい悲鳴ですが、ちょっと疲れちゃったので、
追い着かない時はチャタジュニ君に左側の竿を託します。

でも時合いは短いかも知れないので「いまぞっ!」と頑張ります。

そしてあっと言う間にバケツが賑やかになっていきます。
ある程度釣っては魚を洗ってジップロックのビニール袋に入れ、
クーラーボックスへ移します。


霞ヶ浦,ワカサギ
この日最高の盛り上がり! 

みんなもそれぞれ忙しそうに釣っていますが、この人だけは別格でした。

そう・・ まんすりあんぐらさんです。
竿1本を手持ちで入れ食いを続けています。

しかも殆どが2匹 3匹 4匹の多点掛けなんです。

竿2本で忙しく走り回っている私に対して
まんすりあんぐらさんは1本の持ち竿で、
まるで落ちている魚を次々に拾っていくような釣りっぷりなんです。
本当にどうなっちゃっているんでしょう?

港外でも港内でも、スポットライトが当っているのはこの人だけのような気がします。

みんなで色々なことを想像します。
ウデ? 場所? 仕掛? 針? ・・?

私から言わせれば、それのどれでもなく「ヒト」です。
まんすりあんぐらさんにワカサギが付いて来ているのに違いありません。


霞ヶ浦,ワカサギ
「ワカサギ釣りマシン」と化したヒト まんすりあんぐらさん

結局、私の反復横飛びも、体力的にそう長くは続けられず
離していた2本の竿の間隔を詰め、1ヶ所で両方を扱えるようにしましたが
この頃から釣れる勢いは徐々に下火に向いました。

でも、この時合いでだいぶ魚をストックすることができました。

私だけでなく、みんなの釣果も下火になる中、
まんすりあんぐらさんは1人だけはなんか違います。
ピークは過ぎてしまったはずの時合いを堪能し続けていました。

この不思議とも思える状況の分析と、要因断定は宿題とし
日が暮れる前に全ての片付けを完了させるべく、納竿としました。

まんすりあんぐらさんの釣果はどう見ても2束超えです。


霞ヶ浦,ワカサギ
まんすりあんぐらさんの釣果 かる~く2束超え

茶太郎さん親子の袋も重たそうです。

それにしてもチャタジュニ君、暗いうちに現地入りして
日が暮れる前まで、全然飽きないで釣り続けていました。
これは末恐ろしいジュニアです。

茶太郎さん・・ 羨ましいっす。

今回のオフ会にはいませんでしたが、お世話になっているツリクソンさんの
ご子息「坊主君」を思わせる逸材・・
今度直接対決させてみませんかぁ?(っておいおい・・)


霞ヶ浦,ワカサギ
チャタジュニ君(仮称)も終日がんばったねぇ!

まんすりあんぐらさんの破天荒な釣れ具合に、我が釣果を省みることも少なく
圧倒されっ放しだったのですが、私もこの釣果・・ もしかして2束いってる?

いやいや冗談です。
魚を持って帰ることを考えていなかったoiさんが釣り始めた頃の釣果を
全部私のバケツに入れていたのです。

そして・・
納竿時には、さっかさんが、なんと釣果の全てを下さったのです。
実はさっかさん お引越しの真っ最中なんですと!
お持ち帰りになっても、火が使えないので調理が出来ないとのこと。
これにより「漁夫の利」を得たのはこの私なのでした。

oiさん さっかさん 本当にありがとうございます!!

でもこれを見ると、私自身も1束は超えていたようです。


霞ヶ浦,ワカサギ
私の釣果・・ ウソです もらいものも多数含んでます

「終り良ければ全て良し」という言葉がありますが、
いつもこのオフ会は「最初っから最後まで全て良し」なのです。

いや~ 納竿してから新年会やりたかったなぁ!
来年は湖畔のホテル絶対予約しますよ!
いいですね 皆さん・・

今年のオフ会が、今まさに閉幕しようという、そのタイミングで
もう来年の話です。

それくらい、これで終わりにするのが名残惜しかったのです。

どうやら、さっかさんも同じことを考えていたようです。
皆さんはどうだったのかなぁ?
ここで今年の抱負がひとつ追加になりました。

「思ったことは早目に口に出す」

です。
もしそうしていれば、この後めっちゃ楽しい新年会になった・・
かも知れませんね~。

ん~ みんな家庭があるし(お前もだろっ!)、びみょ~・・ かなぁ?
でも、言わなければそれでおしまいですもんね!
やっぱり この抱負を背負って1年やってみることにしますんで
皆さん よろしくお願いします。

私たちは、日が落ちて暗くなった駐車スペースで、
お別れを告げ合いながらも、直近の釣行予定などを話し、
それぞれの帰途に就きました。

第四回のワカサギ定例会は人数が増え、内容も一層濃くなり、
大盛況の中、幕を閉じました。


さて 帰宅。
これまでワカサギはウロコを引き、エラとワタを抜いていたのですが
今回はちょっと数が多いので、そのまま唐揚でいただくことに・・

下処理は・・

まず、冷たい水で魚を洗う。
そしてザルで水を切った後、水戸泉よろしく大量の粗塩で魚を揉む。
その塩を冷たい水で流した後、飽和食塩水で何度かゆすぐ。
ゆすいだ後の水からヌメリや濁りが無くなる・・
さらに冷たい水でゆすぎ、ザルに取って、冷蔵庫で水気を切っておく。

夕食の他のおかずが出来た頃合で、これを冷蔵庫から出し
任意に配合した唐揚粉を入れたビニール袋の中にワカサギを数匹入れ
まんべん無く粉が付着するようにシャカシャカする。

180℃の油にそっと滑り込ませていく・・

頃合を見計らって取り上げる・・


霞ヶ浦,ワカサギ
いや~ うっめぇ~っ!

味見する・・

うんっ 旨~っし!!

舌で味わいを感じつつ、鼻に抜ける香ばしいワカサギの香りを楽しむ・・

キッチンは私ひとり。
ダイニングにいる家族に声を掛ける。
揚げたてで、まだ「ジュゥ~ッ」と鳴っているワカサギを
かわるがわる取りに来るのは息子たち。

その贅沢さにどれだけ気付いているのか・・

いや、気付かなくてはいけないのは私の方ですね。

だって、こんなに素晴らしい仲間と釣りが出来て
この上無く楽しい一日を過ごして・・
帰宅後も、持ち帰った魚をみんなが「美味しい」と言って食べ尽くす・・
キッチンで焼酎をやりながら、薄ら笑いを浮かべて一日を振り返る・・

これって・・
掛け値無しの幸せっ!


今年も初っ端からこの言葉を言うにふさわしい一日でした。

いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


ダイアリー TOPへ ダイアリー 2014 TOPへ

霞ヶ浦,ワカサギ


HOME プロフィール 釣りって・・ 最近の更新 ダイアリー 寄稿 レポ マイルーム 掲示板 リンク
inserted by FC2 system