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釣行記 2014年4月26日 土曜日
山形県 山県市の里川
今年も来たぞ 山形 まずは手馴らし

昨年のGWに続き、今年もせんばさんのガイドで山形を満喫して来ました!

前回は5人で車2台に分乗して出かけたのですが
今回はさっかさんと私の2名でのツアーとなりました。

大まかなスケジュールは・・

26日 
15:00 ホテル着 チェックイン
16:00 せんばさんと合流し、近場で渓流釣りの感覚を取り戻す
19:00 せんばさん宅で山菜三昧(んまいもん)
サプライズゲスト! ブロガーの「わらさイカ」さん
予告ありだからサプライズじゃないですね(笑)。

27日
6:00  近くの川でエサの虫捕り
6:30  蔵王の源流へ・・
12:00 昼食(んまいもん)
その後は体力次第で温泉やお土産物色
19:00 ホテルに集合して、仙台カレイの作戦会議
翌日3:00出発のため、早めに就寝

28日
2:00  起床
3:00  チェックアウト 仙台湾に向け出発
5:00  出船
12:00 沖上り

と、かなりおいしそうなコンテンツ盛りだくさん。


さて、待ちに待った当日・・
まずはさっかさんと合流し、私の車1台でスタート。
渋滞を予測して早目に出かけたのですが、怖いくらいに順調でした。

着いてみると、なんとお昼前!
早過ぎる到着となりました。

とりあえずお昼をいただこうと、昨年のメンバーからも好評だった
一寸亭で鳥そばを堪能しました(んまいっ!)。

それでもまだホテルにチェックインできないので、一旦せんばさんの職場へ・・

笑顔で迎えてくれるせんばさんでしたが
久々のご対面・・
という感じがまったくしません。

ご挨拶もソコソコ、上州屋さんへの道順などをお聞きし、一旦お別れ・・

さっかさんと私はブドウムシを調達した後、川へ虫を捕りに行きました。

去年と同じ、芋煮の大鍋の前に車を止めると・・

「とうとう来たぞっ!」

との思いがリアルになってきました。


今年も来たぞぉーっ 山形! 桜満開!!

ヤバイです。

これから押し寄せて来るであろう感動を想像し、鳥肌が立つようです。


せんばさんが不在ですが、さっかさんと私は早速虫を捕り始めます。

いや~ 強烈に冷えてます。
手がジンジンするくらい冷たい水です。

今年は雪が多く、雪解け水が大量に流れているため
水量も多くなっています。

せんばさんによると、源流の釣りには好条件だそうです。


エサの虫を捕まえる里川

私たちはネットを下流に構え、いくつかの石の底を洗い
あっと言う間に、1時間半ほど釣りをするには十分な虫を捕まえることが出来ました。


渓流釣りの特エサ

山形に早く着いたので、だいぶゆとりがあると思っていたのですが
この頃 既に15:00・・

チェックインして、支度して、せんばさんを迎えに行くことを考えると
かなりタイトになっていることに気付きます。

慌ててホテルへ・・

そしてほぼ時間通り、16:00頃せんばさんと合流します。


せんばさんのご自宅から程近い渓流へ・・

ここは前回の遠征最終日に、私が26センチのイワナを釣り上げた川です。

翌日の源流入りを控え、リハビリ的な釣行のはずなのですが
またまた、あの感動を味わいたい・・
すでに興奮はクライマックスなのでした。


市街地から近いところにこんな自然が

川幅は狭いので、ひとりずつの釣りになります。

私は下から・・

さっかさんは少し車で移動し、上から釣り下りて来るように入渓しました。

せんばさんはガイドに徹してくださり、竿を持っていません(ありがとうございます)。
とは言っても体はひとつ・・
入渓ポイントの違う2人を同時に見ることはできません。
なので、ウェーディング初挑戦のさっかさんに同行されることに・・


私は・・
昨年 茶太郎さんに面倒を見ていただいて歩いた川なので
ある程度様子はわかっていましたし、昨年26センチのイワナを釣ったポイントを
鮮明に覚えているので、早くそこまで釣り上がりたい・・
と、心が騒ぎます。

でも、その時・・
私の後ろを歩いた茶太郎さんが魚を3匹も釣っていたのです。
当然、私には茶太郎さんに魚を残しておくなんてゆとりも無く、
夢中で釣り歩いたのに・・

私の見落としの多さや、私では獲れない魚がたくさんいることを実感したのでした。

昨年の実績ポイントのことは頭から離れませんが、
今回は少しでもステップアップした自分に会いたく、丁寧に探って行きました。

ところがアタリは無く・・

この川にイワナがいるとすれば、間違いなくここは候補でしょう!
というところをいくつも攻めますが、触られた感触も得られないまま、
とうとう昨年の実績ポイントまで来てしまいました。

「ここでダメなら万事休す」感が漂います。

出来るだけ遠くから、チビリチビリとアプローチしていきます。

しかしアタリは無く、上から流したり、流れの落ち込みに止めたり・・
できることは全てやったのですが、全くノー感じ・・

かなり丁寧に探り歩いて来たので、
そろそろ上から来るさっかさんの姿が見える頃だと思ったのですが
まだ見えません。

リハビリとは言っても、やはり竿を持っている以上魚を手にしたい・・

ここでさっかさんの姿が見えると、釣りは終り、一緒に下りてくるだけです。
少しだけチャンスを与えられたような気がしました。


流れの落ち込みのエグレを中心に仕掛を入れながら歩きます。

いくつ目かのエグレで入れた仕掛をピックアップしようとすると・・
根掛かりのような感触・・
少し引っ張ると・・

グイグイ!

なんと魚が付いています!
慌てて竿を立てると、茶色っぽい魚体が宙に舞い・・
ポチャン・・

一瞬の出来事でした。
今からだと何とでも言えますが、大きさは22~23センチで
色合いからしてイワナかなと・・

すっごく残念に思い、悔しくなりましたが
冷静に考えるとアタリもわからなかったし、合せてもいない・・
たまたま付いていた魚です。

釣れたとしても自分の魚ではありませんよね。
これは素直に諦めることに・・

でも、こういうことがあるとモチベーションは上がるので
出会いとしてはかなり有効かと・・

残り少ない時間、殺気ムンムンで釣り上がりますが
程なく、さっかさんとせんばさんの姿が見え、釣果無く終了となりました。

さっかさんは見事ニジマスをゲットしたとのこと!
後で写真をいただきました。


さっかさん いきなりニジマス!

せんばさんをご自宅へお送りし、私たちはホテルへ・・

サクッとシャワーを浴びて再びせんばさん宅へ急ぎます。


到着するや、昨年同様 奥様が優しい笑顔で迎えてくださいます。
お料理が上手で優しくて、可愛くて(すいません)、理解があって
羨ましいです。

お子様たちは・・
長男さんはこの4月から東京の大学へ通われているので、
お兄さんと、お姉さんが迎えてくださいました。
2人とも礼儀正しく、お勉強も頑張っていて、これまた感心です。

皆様、今年もお世話様です。

そして、今回はルアー中心に幅広く活躍されているブロガーのわらさイカさんが!

わらさイカさんはルアーでシーバスを30年も追い続けていらっしゃるとのこと。
その情熱には、ただただ感服するのみです。
シーバスの他は青物やマダイなどもターゲットとして釣行されています。

圧巻なのはオフ会・・
東北だけでなく、全国各地よりたくさんの方が集まる、そのオフ会が
わらさイカさんのお人柄の素晴らしさを能書き抜きで物語っています。


わらさイカさんともご対面 (左から2番目)

ちょっと残念なことに、わらさイカさんはお車で駆けつけてくださっていたので
ノンアルビアのみとなってしまいました。

芯が1本通った、ご自身の釣りの世界がある方のお話は本当に楽しいですね。
興味深いお話と美味しい山菜にビールが進み過ぎちゃいます(ホント すいません)。


この日のリハビリ釣行では、私はズーボに終ったのですが
なぜか立派なイワナが!

実はせんばさんが源流で釣ったイワナを残しておいてくださったのです。

あっざーっす! ムシャムシャ うっめぇ~! 
明日はこの感動を我が手で! と心に誓うのでありました。

勿論 さっかさんのご膳には、ご自身で釣ったニジマスの塩焼きが・・


釣ってないのに イワナもご馳走になりました!

山菜はフルコース!

私はやはりワラビの浸しと、各種天婦羅が好きですねぇ。
いくらでも食べられます。
苦味に美味しさを感じるなんて大人の贅沢!

お行儀悪いのですが、箸が止まりません。
今日だけ ご勘弁をっ!

と筋肉痛の足腰を気にして、正座したりあぐらをかいたり・・
箸をテーブルのあちこちに向ける私なのでした。

比較的歩きやすい渓流でこれですから・・
翌日は源流。
どうなることやら・・


山菜三昧! これはほんの一部

天婦羅も綺麗 苦味が口に広がります

それにしても、渓流釣りとは健康的な釣りですねぇ。

このように自然と足腰が鍛えられ・・
心地良い疲労で心拍が上がり、体内に取り込まれる空気は極上!
水もまた、ミネラルたっぷり。

美味しい空気と水は、腹に溜まった黒いものを浄化してくれることでしょう。

目にはまばゆいばかりの美しい自然の景色。

滝や激流からほとばしるマイナスイオンのシャワー。

流れの脇には美味なる薬がたくさん生えていて、
これを食せば体内の弱った機能も改善されそう・・
この苦味にはそんな力を感じます。

木々から放出される深い香りもまた良薬か・・

冷たく強い流れに潜み、少しずつ少しずつ、ゆっくり大きくなった魚の身は
その命と引き換えに、栄養素だけでなく、生命力まで供給してくれるようです。

こんな渓流の釣りが身近なせんばさん・・
いつも思うのですが、本当に羨ましいですねぇ。


さてさて、宴もたけなわですが、翌朝は早起きをしなければ・・

ということで、〆のすき焼きです。


山形牛のすき焼き 春菊の代わりにヤマニンジンが奏功

これは、いや、これも絶品!

味が濃くて甘い山形牛と、春菊の代わりに使用したヤマニンジンは
とても合っていました。

ヤマニンジンは当日、せんばさんが釣りのガイドをしながら採取したもので
春菊と比べると香りが控えめなのですが、食べるとほど良い苦味が口の中で
甘い肉を引き締めます。

もはや春菊の代用ではなく、これぞ山形のんまいもんだと言い切ります!


この後デザートまでご馳走になり、楽しくて美味しい晩餐はお開きとなりました。


せんばさん 奥様、お兄さんとお姉さん
そしてわらさイカさん、ステキな夜をありがとうございました。

お腹一杯 夢一杯
少し千鳥足になりながら、さっかさんと私は、途中までせんばさんに送っていただき
ホテルに向うのでした


さて、翌朝はいよいよ初の源流に挑みます。


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