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釣行記 2014年6月21日 土曜日
千葉県 木更津出艇
なげまんとコラボ ひたすらアジを釣る会

またまたNOZOMIさんにお誘いいただきました。

今回は、NOZOMI艇乗船時にいつも何かやってくれる
持っている男、まんすりあんぐらさん。

それと・・


NOZOMI船長とまんすりあんぐらさん

な~んと

なげまん」のヌコさん、そしておけらさんがNOZOMI艇初乗船です!

猿島沖の大アジをヌコさん おけらさんに堪能していただこうという
NOZOMIさんの企画だったのです。

鹿島のアジも美味しいのですが、ここのアジはひとアジ違います(笑)。


NOZOMI艇では、勿論副船長の奥様が同行し、
NOZOMI艇だけでなく、時にはNOZOMI船長をも操縦されます(笑)。


ヌコさんとおけらさん

この日に備え、ヌコさんはなんと電動リールを新調され、持参!

更に、それだけでなく・・
竿もおNEW。

足掛け2年・・
清水の舞台から飛び降りることができないでいる私からすると
な~んてセレブなの?

と、羨ましいを通り越して「ちっくしょー・・」的な敗北感を覚えるのでした。
(おいおい そんなところで張り合ってどうすんだよ)


10:00頃・・
最初のポイントへ到着。

魚探には猛烈な反応が出ています。
これはもらったも同然です!
ただ、反応はちょっと浮き気味・・ サバか?


ヌコさんはNOZOMI印の胴付仕掛。
おけらさんはビシ仕掛。
おふたり仲良く船首の両舷で釣り開始。

まんすりあんぐらさんと私は船尾側の両舷で
ビシ仕掛を投下・・

あれ!
NOZOMI船長は?

いつものように様子見・・
誰かが釣れたら船尾のエンジン脇で竿を出されるとのこと。
(本当はゲストのために、わざとそうされているのはチョンバレなんですけどね)


初っ端からコツコツ来るかっ!
と思いきや・・
まったく当たりません。

おかしいなぁ・・ と、ヤケになってコマセを振ります。
コマセ振りながら魚探を何度も見直しますが、依然素晴らしい反応が出ています。

「この反応って 何なんですかねぇ?」

しまいには、自分のウデでなく、魚を疑う始末・・

コマセも振り切ったことだし、ここでとりあえずピックアップ。

上がってきた仕掛を見て、猛烈に恥ずかしくなります。
黙っていようと思ったのですが、絶対バレると思い、自白します。

「やっちゃいました ゴムのスイベル締め忘れて流れて行っちゃいました」

そうです・・
天秤に付けたクッションゴムとその先にある仕掛が
綺麗に無くなっていたのです。

私に気を遣うように舌を出して笑うまんすりあんぐらさん。
しかし、この人は何でもズバズバ言います。

「パパさ~ん あなたは何をやっているのぉ? コマセ撒きに来たのぉ?」

誰が言ったとは書きませんが、関西弁でこれを言われるとちょっと凹みます。

魚探に良い反応が出ていたので、かなり真顔でコマセを振っていた私・・
思い出すだけでも顔から火が出そうです。

それでも、私が振ったコマセはチームプレイとしては貢献できたと思われ、
魚探の影はまだとどまっているようです(コジツケです)。

ササッと仕掛をセットし直し、今度はちゃんと針付きの仕掛を投下します(笑)。

後ろでこんなマヌケな一幕もありましたが、
前では早速ヌコさんのNEW竿が突っ込んでいます!

電動のスイッチON。
ええなぁ 私もあんなの欲しいなぁ
なんて思っていると・・

やはりこの引きは・・!

サバでした。
ギュンギュン突っ走ります。

これはこれで楽しいですよねぇ。

しかし、あまりにも引きが強過ぎて
ヌコさん アヒャヒャヒャ・・
と言っているだけで、ラインが巻けません。
電動の設定が合っていなかったのか・・
おけらさんに竿を渡します。

これを無事に取り込むと・・
サイズは40センチくらいなのですが、丸々と肥えたいい魚でした!

魚探の反応といい・・
これはサバラッシュか?

と思ったら、その通り。
続いておけらさんも同型のサバ。
次ヌコさん・・
そしておけらさん・・

まるでカツオの一本釣り漁のようです。
でも、なぜかおけらさんだけが忙しそうに見えたのは気のせいでしょうか(笑)。

後ろ側も同様。
私は立て続けにサバを2本釣ったところで休憩。
早めのビアタイムとなりました。

その後もサバが入れ食いになりましたが、やや勢いが落ちてきたか・・

というところで、釣り再開です。
サバを呼び寄せないよう、底だけにコマセを撒いていると・・

ガツガツガツ・・
これはアジ当確!

大きくはないけどコロコロ肥った中アジでした。

アジがいるのがわかればこっちのもの。
あとは同じ方法で頑張るのみ!

とは言っても、完璧にサバだけをかわすことは難しいですね。
サバが掛かったときは、できるだけ素早く取り込み・・
ダメージの無いものは優しくリリースします。


このような状況の中、船首で歓喜の声!
見に行くとおけらさんが良型のアジを釣り上げたところでした。

30センチ近くありそうないいアジです。
これを見てヌコさん・・
喜ぶんじゃなく、闘志メラメラです(笑)。


桑田佳祐? 良型アジゲット!
(なげまんより無断転載)

途中から釣りを始めていた、NOZOMI船長にもアジが掛かりますが、
ひとりだけ違う魚を釣っている人がいました。

どういう訳でしょう・・
ジャンボキスがまんすりあんぐらさんだけに!
しかも一荷まで・・

キスはまんすりあんぐらさんにお任せして
私はアジの山分けを夢見てこれに専念します。

その後、ヌコさんにもアジが掛かるようになり・・
船中サバよりもアジの比率が高くなります。

サバは鮮度が命。
NOZOMI船長がサバを片っ端から処理してくださいます。
3枚に下ろす手前までやっていただき、ジップロックに入れて
奥様がキンキンに冷えたクーラーボックスへ・・

アジのお土産もソコソコ出来たので、
後半はNOZOMI船長トッテオキのポイントでサイズを狙います。

一旦 仕掛を回収し、アンカーを揚げて移動・・


サバラッシュをかわしながらアジも好調に!

他船ひしめくポイントですが、遠巻きにサバとアジが上がっているのが見えます。

水深40メートル付近に投錨し、釣り再開です。
ここでは初っ端からアジが掛かりました。

中層には依然として、サバと思われる影が反映しています。
最初のポイントより、サバが上ずっているようです。

だからなのでしょうか・・
底付近では順調にほぼアジだけが釣れます。

アジの釣果がどんどん増えていきます。

ところが・・
時折 誰かがサバを釣り上げているようです。
「ようです」と言うのは、見てないからなんですけど
船上に上げられたサバは、10ビートパーセコンドくらいの、
かなりアップテンポなサウンドを奏でます。

このサウンドがFRPの船体を伝って、
耳だけでなく足から頭蓋骨へ共振していきます。
言ってみれば、見るより明らかなんですねぇ。

運良く私にはあまりサバは掛からなかったのですが
何度かこんなことがありました。

それは・・

吹流し仕掛を船ベリから下ろしたまま、ビシカゴのコマセだけを充填している際
水面付近に漂う針にサバが食ってきてしまうのです!

また、仕掛をピックアップする際、ちょうどいいところまで巻いて
仕掛を取り上げる前に、竿受けに一旦竿を置く、そのタイミングでもやられます。

これにはビックリ!!

ほぼトップウォーター・・
小さなペンシルでも投げようものなら、間違い無く入れ食いだったことでしょう。
入れ食いはもういいんですけどね(笑)。


それにしてもサバの肥り具合がハンパ無いです。
お味も期待できそう!


コロコロと肥ったサバ 脂乗ってます!

その後も時折サバが混じりますが、アジが順調に釣れました。

今度は奥様が、血抜きしてイケスで泳がせていたアジの処理をしてくださいます。

ワタとエラを取り、きれいな海水でサッとすすいで
水を切ってからジップロックへ・・

後半、この作業を私もお手伝いしましたが
腹を割った時の脂がすごかったんです。
ラードのような白い塊がごっそり入っていて、作業する手がギトギトに・・

いいアジが回っていたようですね!
ほぼ例外無く、コッテリなアジでした。

これもキンキンに冷えたクーラーボックス行きになります。

しっかしこの包丁・・
いつも思うのですが、スッゴい切れ味です。
NOZOMI船長によると、毎釣行後に砥いでいるということですが
よほど砥ぎ方が良いのでしょう。


クーラー満タン アジ大漁です 下にはサバも・・

途中で釣れたアジも次々に運び込まれ・・
たちまち20匹程入れた大判のジップロックが4袋できてしまいました。

サバもたくさんあるので、そろそろ終了でしょうか。

話し声が聞こえるほど、密集していた他船もいなくなり
付近にいるのはNOZOMI艇だけになっていました。


釣り具などをサーッと片付けて、ラストのアンカーを揚げ、
NOZOMI艇は木更津へ船首を向けます。

往路よりもやや波高となり、NOZOMI船長は速力を落としていますが
船首側に座っていたおけらさんと私は、時折飛沫を被ります。
まぁ この時期ですから、そう悪くはありませんね。
この時期ぃ?

そう、季節は初夏。
Tシャツにサンダル履きでちょうど良く、波飛沫を被って
気持ち良いことはあっても、寒くなることはありません。

ふと、昨年11月鹿島で開催した芋煮会を思い出します。
さすがに夜になると寒く、ジャンパーか防寒着の上着が心地良い季節でした。
その時のおけらさんです。
これはカレイとマダイをさばいているところです。

なんとなく・・

気のせいかも知れませんが・・

同じような・・


2013年11月 鹿島芋煮会の一幕

マリーナに着いて、片付けを済ませると、
駐車場でいつものように釣り談義の時間となります。

あれっ!
ヌコさん、お顔が逆パンダになってます。
ずっとサングラスしてましたもんねぇ。
ヲエドの女はそんなこと一切気にしないでしゃべり続けます(潔)。
マリーナのスタッフさんが次々にお帰りになる中、
駐車場の笑い声は絶えませんが・・

楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、お開きの時間を迎えます。


お別れと再会を告げ合い、
それぞれの車に乗り込んだのは18:30頃でした。

道路が順調過ぎるほど順調だったので、私は2時間ちょいで帰宅。

今回は・・
船上で奥様が「釣った翌日のアジが美味しい」と力説されていたので
晩酌用のアジ以外は冷蔵庫に入れる予定でした。
サバも翌日〆サバにと思っていたのですが・・

すでに晩ご飯は食べ終わっているというのに
次男と三男坊主が魚を食べたいと言うので、サバ2匹を塩焼きにします。
そうです・・ 手抜きです。

でも、このサイズのサバをひとりに1本ずつ・・ 
かなり贅沢ですよねぇ。
焼いている時に脂が飛び跳ね、火が出ます。
こっれは旨そう!

案の定、それぞれのサバは秒殺で骨になり、身が少しも残っていません。
これは言葉より確かな「旨かった」のサイン。

サバはあと2匹あるので、私も1本いただきたくなりますが・・
このレベルのサバなら絶対〆サバです!
ツバを呑み込み、じっと堪え、これはキープします。

焼酎をやりながら、アジを数匹 刺身にしていただきますと・・
こっれは旨いっ!
アジがたくさん釣れても、このレベルのアジには年に何回出会えるか・・
という代物でした。

目を閉じて噛み締めたくなる逸品でした!


翌日・・
念願叶い、超浅〆の〆サバをいただくことができました。
ほぼ刺身!

最近見付けた、お気に入りのワサビを使い、お醤油少なめでいただきます。

ん~ バッツグゥ~ンッ!
想像に違わぬ、美味しい〆サバでした。
こんなことなら、もっと釣っておけばよかった・・ 
いくらでも釣れたのにぃ・・
せめてリリースした分だけでも・・

な~んて後悔しちゃいました。


超浅〆の〆サバ・・ 旨しっ!

続いてアジ。

これは刺身しかありません。
肩口と尾っぽ側は贅沢に切り落とし、ナメロウ用に・・

ツマも大葉も青ネギも有りません。
盛り付けがちょっとビミョーな感じもしますが、そんなの関係ありません。

トロアジです!
噛むごとに旨みが口の中一杯に広がります。

アジ自体の良さもありましたが、やはり奥様の言う通り・・
釣った翌日が・・

いや、ちょっと待てよ。
釣った当日も美味しかったし・・

やはり即〆、即下処理、即冷却。
これもこの美味しさに、かなり貢献していますね!
きっと・・

奥様 あっざーっす!


トビッキリのアジは当日も翌日も甲乙付けがたし

ま、不細工な料理(と言っても切っただけのものですが)はいいとして
この日釣った魚の模範料理は、日本一魚の旨さを伝えられるサイト・・
なげまんでぜひご覧下さい。

働いている長男は、遊ぶのも忙しく、休日の夕食時はほぼいません。
この間に全部食べてしまおう!

〆サバもアジ刺しも、ほど良くみんなに行き渡ったので
私は最後に残しておいたアジ3匹を自分だけのためにさばきます。

これを冷蔵庫に置き、楽しみにしながら、キッチン用品を洗って片付けます。
アラなども、水を切って新聞紙にくるみ、ジップロックを再利用して封じ込めます。

そしてこの時が来ました。
グラスに焼酎を注ぎ・・ そして至福の・・


「ただいまぁ!」

「ちっ・・」

ん~ 片付けるの、後にすればよかったぁ!
ま、アジ刺しは釣行当日に結構いただいたし・・
数切れですが、超浅〆トロサバもいただけたのでヨシとしますかっ。

ゴマサバは、これからの季節に脂が乗る傾向があるようなので楽しみです。
アジも良い群に当たる機会が増えてきたので、期待が持てます。

楽しい機会を与えてくださったNOZOMI船長、奥様・・
ヌコさん、おけらさん、そしてまんすりあんぐらさん・・
今回も本当にありがとうございました。
また、行きたいですねぇ!


いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


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