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釣行記 2014年8月16日 土曜日
東京都 羽田出船
第11回 コータローさん主催の釣り大会

恒例となっているコータローさん主催の釣り大会に参加しました。

この企画・・
今年で11回目を迎える歴史あるイベントなのです。

ずいぶん前からお声掛けいただいてはいたのですが
かたぎ職でない私は、なかなか参加できず、昨年ようやく初出場でき
奇跡的(?)に2年連続、今年も参加することができました。

夏休み中なので三男坊主(高一)を連れての参加となりました。


今回はマダコとシロギス以外はただでさえ不調の折・・
台風11号の影響が信じられないほど長く続き、
主催者コータローさんも釣りものの決定には、かなり困っていたようで
ギリギリまで船宿かみやさんと調整してくださいました。

の・・ 結果・・

釣りものは昨年同様カサゴに決定したものの、
かみやの都築船長も「自信が持てない」という、
釣果の見通しに不安を伴う開催となりました。

まぁ 釣りですから、そんなの当たりまえ~♪
わたしゃ 海に出て早く釣りがしたいだけなんです。


と、いうわけで・・
私の中ではカサゴ釣りとセットになってしまったハゼ釣りです。
釣ったハゼをカサゴのエサにして大物を狙おうという魂胆ですが・・
実はハゼ釣りがしたいだけだったのかもしれません。

早めに出発し、まんすりあんぐらさんと、三男坊主と私の3名で
多摩川にあるかみやさんの少し上流でハゼ釣りを始めました。


まずハゼ釣り 手前 まんすりさん 奥 三男坊主

昨年は足下にハゼがいるのが見えたので、その前にエサを落として
くわえたところをサッと合わせる・・ みたいな釣り方でよかったのですが
今回は台風の大水で流されちゃったのでしょうか・・ ハゼは見えません。

ところが、いるところにはいるようで、ツンツンアタリが出始めます。
かなりのハゼが流されちゃったのは間違いないでしょうが
ここにハゼがいるには理由があるので、やはりちゃんと戻って来るんですね!
スッゲェ。

自然とは本当にたくましく、正確なものですねぇ
これに勝てるものがあるとすれば
「国家レベルでの愚かさ」しかないのかもしれません。
知っているのは1国くらいかな・・
勝った後は自分も滅ぶので、結局勝てないか・・

話が横道にそれている間にハゼがソコソコ釣れました!

みなさんが到着する頃なので、ハゼ釣りはこの辺にして
私たちも船宿へ向うことに・・


短時間で十分な釣果!

まだゆとりがあると思っていたのですが・・
着いてみると、私たちが最後でした(笑)。


さて、今回のメンバーです。

左舷11席をコータローさんが予約してくださったので
ミヨシからのご紹介・・

ワッキーさん
ふっしーさん
コータローさん
カガミキャプテン
まんすりあんぐらさん

三男坊主
はださん
山pinさん
ケンさん
ユズキチさん


右舷には常連さん2名のみという、ほぼ仕立船みたいな状況でした。

ちょうどドウ辺りに釣り座をいただいたので
横着して座ったままミヨシ側とトモ側をカシャリ!


ミヨシ側・・ 逆光で見えませんね(汗)

トモ側・・

7:30頃、都築キャプテン操船で出発です。

多摩川を下りますが、海に出る前から強風の予感・・

実はこの日は海上で10メートル級の風が吹き続ける予報となっていたのです。
南風が東京湾内に差し込むので、小場所以外逃げ場は限られると思われました。

「本牧方面行きま~す」

と、都築船長。
かなり攻めの走りです。

海に出てしばらくすると、シロウサギどころではありません。
シロクマが飛び跳ねています。
その中へ速力を緩めることなく突っ込んで行きます。

まるで絶叫マシン状態です。
たまらずみんなキャビンへ・・

キャビンに逃げて飛沫を浴びる心配は無くなったのですが
座っていられません。

座っているというのに・・
うねりを越える度に頭が天井に当たるくらい体が宙に浮きます。
次の瞬間 ドスゥ~ンッと、しこたま尻をベンチに打ち付けられます。

みんな天井に設置された手すりを握り締め、中腰になっています(笑)。


しばらく走ってようやく最初のポイントへ・・
走り出しよりもやや波・うねりともに落ち着いていました。
これは場所柄だと思われます。

「どうぞぉ~」

の合図で仕掛を落とします。

出船前に「今日はサービスで・・」といことで
活きハゼも配布されました。
釣ったハゼもあるので、心強いのですが、ここはサバ短で様子見・・

自信が無いと言っていた船長・・
心配なのでしょう・・ 11人の様子をうかがっています。

が・・

アタリ無く

「上げてぇ 移動します」

海釣り公園桟橋沖、工事現場・・

4ヶ所目くらいやってみてアタリ無し。

「やっべぇなぁ」

と、船長。
心のつぶやきが声に出てしまったようなお言葉。
操船室下が釣り座だった私はその言葉が良く聞こえたので
ちょっと不安になります。

次・・

細い水路を通って、外に面した岸壁。
三角波で船がもまれています。
船位を維持するのも大変そうな場所です。

その他の人はどうだったのかわかりませんが
ここで、まんすりあんぐらさんがアタリを感じます。

直後私にも・・

「はい 上げてぇ」

今、ここにいるのにぃ・・
残念そうに顔を見合わせる2人・・

しかし、これでモチベキープができました!


次・・

すぐにアタリっ!
ちょっと待ってから、潜られないように合わせます。

グググッ・・

乗りましたっ!
昨年に続き船中1号ッ・・  ウレシーーーッ!!

そんなに長くない海釣り人生ですが、
釣れてこんなに嬉しいカサゴは他にいませんでした。

ところが、状況は引き続きよろしくなく、この場所は船中この1匹のみ。
また移動です。


次・・

ここで、三男坊主がやりました。
恐らくアタリが有ったのにモタモタしてたのでしょう・・
根に入られたか、根掛かった様子。

今日は船長 見切りが早く、すぐに移動するのでゆっくり外すことはタブー。
仕掛を切ろうと、私が軍手をはめてPEラインを引っ張ります。

プチッ。

これが良かったか・・
うまい具合に捨てオモリになってくれたようです。

魚は無事!

なんとこれが船中第2号となりました。
ここでは、船中何匹か上がりました。

徐々に魚に近付いているような気がしました。

船長の「やっべぇ」・・ 
これは、今から思えば、都築船長 男の仕事をまっとうしようと
気合いの入れ直しを意味していたようにも思えます。


次の場所からは、あちこちの釣り座でチラホラ型が見られるようになりました。


カガミキャプテン!
手前の魚はまんすりあんぐらさんのです。


カガミキャプテン 手前の魚はまんすりさん

そしてこやつ・・

竿頭でも取るつもりか・・

私が同船していて、そんなことは絶対に許されません。
100年早いわっ!


三男坊主・・ また 掛けたっ! 結構引いてるぞっ!!

しかし、なかなか良い型なのです。

途中途中で気になってはいたのですが・・
こやつのクラッチ音・・
頻度は私の倍くらいでした。

底立取り、結構丁寧にやっているようです・・
とは感じていたのですが、これがそこそこの釣果を得られた要因かも。


背景と同化してしまったが良型のカサゴ!

昨年は風も穏やかな予報だったので、2.4.メートル、6:4のロッドを用意しました。

今回は風が強い予報だったので、胴のノリを使うよりも、
先調子の感度と、仕掛を逃がす逃げ足の速さを優先すべきかと・・
なので、三男坊主には7:3を渡していました(私は6:4)。

竿も短くする必要を感じ、ふたりとも2メートル弱と短めの竿。
それに合わせ、仕掛も船宿のオリジナルではなく、全長が短いのを使いました。

三男坊主の底立取りはそれなりに、釣りバカオヤジとして感動したのですが
次のステップでは、「ここぞっ!」のストラクチャーの上にオモリを置き、
ギリギリまで我慢する・・ を体得してもらいたいものです。

欲を言えばキリがありませんし、釣りに関しては「オヤジ越え」はNGなのです。


さてさて船中・・

都築船長、男前です!
次々にポイントを移動・・
悪い時には悪い時の回り方があるのでしょうか・・
いや~ これは独断でしょう!
だって・・ 
燃料費と採算の天秤をまったく無視したクルージングです。

行く場所 行く場所でちょっとずつですが釣果が出始めます。

はださんっ!


初船釣りのはださん すいませんでしたぁ

コータローさんっ!


ミヨシからトモまで忙しくサポートしていたコータローさん

そしてまたこやつ・・


またデカいじゃん なんなんだよ? こやつ・・

渋い中 コンスタントに釣り上げていたまんすりあんぐらさんっ!


大歓迎 まんすりさん・・ 今日は特別楽しんでねぇ!

山pinさんっ!


この日のためにクーラーBOXを自作しようとした山pinさん(爆笑)

私・・

風の強さを物語る1:9分けのヘンな髪型・・
それと、持っているカサゴも強風にあおられ、鯉のぼり状態です(笑)。


実はカサゴは硬直しているだけでして・・


ヘンな髪型・・ カサゴも風下にぶっ飛んでます

そしてまたこやつ・・


なんだよ・・ またデカい・・

それにしてもよく釣りやがります。

三男坊主・・
本人曰く 5匹釣ったまでは覚えている・・ とのことでしたが
この後 船酔いではなく睡魔に襲われ永眠。

早く寝ろっ! と言ったのに前夜1:00にはまだゲームしてました。

このまま釣られたら、もしかして・・
いやいや、それは無いっ。


つーことで、もっとやりたかったけど
定刻12:00となってしまいました。

都築船長・・

「いや~ カサゴ釣りでこんなに苦戦したの初めてだよ」

最後に そう仰ってました。


名残惜しいのですが、帰港です。
風はまだまだ強く吹いているので、帰りも難航が予測されましたが

キャビンに入らず、大笑いしながら話しをしている人がいます。
シャワーでも浴びたのでしょうか?
皆さんサッパリ清々しい感じです。

パソコンでご覧の方は、下の画像にポインターを そぉ~っと当ててみてください(笑)。
理由がわかりますよ!


めっちゃ楽しそうな3人 (ポインターを画像に!

でも気持ち良いので、私もここにいちゃいましたぁ♪
パンツまでイッちゃいましたぁ(笑)。

船着場に帰着後、しばし歓談。
次回もよろしく・・ で締めくくり解散となりました。


上から画像をもう一度見てみてください。
こんなに笑顔の多い釣行記は、これまでに無いですねぇ!

渋かったけど、本当に楽しかったですっ。
来年も、開催日に都合が合うといいなぁ・・ とマジで思いました。


さて、時刻はまだ13:00頃・・

葛飾区に住んでいる母を訪ねることにしました。
実は、そのつもりで小さなまな板と包丁も持参していたのでした。

首都高はガラガラ。
確か、14:00前には実家に着いていたと思います。

ちょっとシャワーをお借りして・・
(これに反応する人もいるでしょう・・ 笑)

カサゴを手早くさばいて刺身を造って冷蔵庫に置き、
1時間ほどの滞在で茨城の自宅へ向け 車を走らせました。


たぶん 三男坊主が釣った率が高い良型

自宅に着いてもまだ16:00頃・・

土・日を含み、一般的にはお盆の連休中に
朝を含め、最後まで渋滞知らず!

なんとも快適な釣行ですねぇ


そして・・
また シャワーです。

釣り具も洗って干して、冷たいビールを片手に魚をさばきます。

今回は全部刺身です。

驚くべきことに、このキンキンに冷えたクーラーボックスの中で
まだ口をパクパクさせているカサゴがいました!

カサゴは強いですねぇ。

この生命力をいただき、若返りを・・


カサゴの生命力を刺身で!

形的に刺身に適さない・・ と思われる肩口と尾側は少し小さく処理して
焼き海苔であえると、磯辺風に・・
これ、オキニです♪

アジは同じ部位を使って、いつもナメロウを作ってます。


磯辺風はほんのり磯の香りで旨しっ!

ん~♪
どれも美味!

頭の大きなカサゴ・・
それを落として捨てるのは忍び無く、エラなどを綺麗に処理して
薄塩を振って焼き、途中で醤油を少々振って、焼き上げました。

これ、結構良いつまみになりますよ。


これだけ釣行してても、息子との同行は、たま~になんですよねぇ・・
珍しく、釣った魚をいただきながら釣り談義となりました。

釣り方やエピソードだけでなく・・
後半は寝ていたくせに船中の釣果も気になるようです。

釣り談義に興じている息子にテキトーな話も出来ず
だいたいこんな感じ・・ という風に、なるべく思い出して説明します。

後からコータローさんのブログでこれが出たので確認しましたが
大体OKでした。
(ワッキーさん ふっしーさん ゴメン・・)

かみやさんの掲載にコータローさんが釣り人追記

それにしても・・
釣行後のこの釣り談義といい・・
釣っている時も「アレッ?」と思いましたが・・

「連れてってやる」
それだけじゃない、息子との新しい釣り生活が見出せるかも・・

そんな期待を覚えながら、ビールから焼酎に変わったグラスが
何度もキッチンとテーブルを移動していました。

息子3人・・
末坊主でやっとここに引っ掛かったかな?

そりゃぁ まだわかりませんが・・
ふふっ・・ うぃ~っ・・♪


いや~ 釣りってホントにいいもんですねぇ~


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