レンタルボートでアジ五目（走水　伊勢町　大津　海勇丸）

釣行記　２０１８年１２月２日　日曜日

神奈川県　伊勢町出艇（海勇丸）

レンタルボートでアジ五目

今年３度目のレンタル艇での出艇です。レンタルと言えば走水。これまでタイトルに「走水出艇」と記していましたが、正確には伊勢町です。レンタルボート店は・・こちらを利用してしまうと、もう他のお店はなかなか使えません。用途や人数に応じて小刻みにエンジン艇を揃えている、海勇丸さんです。今回は５名での釣行となりますので、海勇丸さんでも一番大きな６人乗り、２５馬力のボートを予約していました。１２月というと・・風で出られない日が一気に増えますねぇ(-_-;) 釣行日を指折り数えながら、周囲のボート店の様子もうかがっていましたが何日も出られない日が続きます。しかし出られた日は、アジは低調ながらも、多彩な釣果が報告されていました。多彩というのは、サワラ、タチウオ、マダイ、クロダイ、ワラサ、イナダ・・　と大物揃いなのでつい目がいってしまい、鼻息も荒くなりますが、想定しているのはアンカーを入れての釣りでしたので、これらの派手なお品書きは見て見ぬ振りをしなくてはいけません(-_-;) するとやはりアジ、サバの釣果が気になるのですが、それは前述の通り・・しかし、イシモチはチョボチョボ出ているようです。アジ、サバに見切りをつけなければいけない状況になったらドテラ流しで専門に狙えば土産はまとまりそうです。ポイントは異なりますが、ドテラで流すのであればシロギスもありです。イシモチとシロギス・・　皆さんどっちを選ぶかですね。なんだか計画が弱気に見えてしまいそうですがアジのポイントをズバリ掘り当てる自信はあるので、この程度で十分かと・・なんせ・・界隈の海底図が頭に入っている、まんすりあんぐらさんがいるのですから。まんすりあんぐらさん？あっ！　メンバー紹介していませんでした。前出のまんすりあんぐらさんは、今回も人間魚探＆アンカー担当・・なのでミヨシひとり占め＆右舷前。左舷はコータローさんと長男君。長男君とは８月２６日　羽田かみやさんで出船して依頼のご対面ですが、一気に顔が大人っぽくなっててビックリ！イケメン君になっていたのでした。イケメンと言えば・・ここの海勇丸さんのご子息も行く度にいい男になっています。で・・右舷　右は誰だったっけ？法定備品のオレンジ色ライフジャケットが妙に似合っています。


メンバーと釣り座　　私は船尾で操船

さて、荷物も載りましたので出艇です。６人乗りですが、さすがに釣り人５人に荷物人数分となると、これで一杯ですね。釣り場ですが、私的には新しいアイデアはまったく出て来ず・・武山根でやってみてダメならガレバ根・・と、いつもの工夫の無いコースを提案します。今回もまんすりあんぐらさん頼りなんですねぇ（苦笑）まぁ　いずれにしても、とりあえずは大津方面へ向かうことになりそうなのでまずは沖へ向かって走り始めます。が・・うねりが高目で、速力を上げることができません。と言いますのも・・実はこの日、前日からの強風が落ちる予報ではあったのですがなかなか落ちてこなかったのです。ここまでは想定内でしたが、７：００の時点で出艇見合わせとなったのです。恐らく、まんすりあんぐらさんと私の中では、八景の午後船に・・そんなことも頭をよぎっていたのでしょう。それにしても時間はまだまだありますし・・風が落ちる予報が遅れているようなので様子見としました。何より出艇見合わせの判断が界隈で一番厳しいと思っていたみうらボートさんが開店から出しているのと・・海勇丸さんの店主によれば、北東風では伊勢町よりも大きな影響を受ける大津の石田ボートさんも出ているとのこと。結果がどう出るにせよ、すぐに決める必要は無さそうでした。私たちは大津の釣り具屋で時間をつぶしていると・・８：３０頃だったと思いますが、女将さんから電話がかかってきました。「出始めました！」私たちのようにダメならダメで・・　と思っていた方ばかりではなく、船宿の駐車場でこの時を今か今かと待っていた方も多く、連絡をいただいてから１０分程度で海勇丸さんに到着した時は、その方たちはとっくに沖へ出て行った後でした。私たちが支度を済ませてエントリーしたのは９：００過ぎでした。と・・そんないきさつで、出艇は７：００から約２時間の遅れとなっていたのです。各店　ボートを出したのですが、まだ多少うねりは残っています。沖のポイントへ行きたかったのですが、それは風が落ちるまで封印。いつもより２時間も少ないので、手っ取り早く近場のポイントということで私のマンネリ提案が出てきたわけです（笑）波を少しでも被らないように進みますが、往きは向かい風となりますのでなかなかそうもいかず、結構濡れちゃいました(-_-;) ごめんなさい。時間はかかりましたが、一応お目当てのポイント付近で魚探をかけます。チョロチョロとアジの棚に反応があります。「じゃ　お願いしま～す」アンカーはまんすりあんぐらさんです。そんなに良い反応ではありませんでしたが、ここは安全第一。とりあえず近場で型が見られたらいいんです♪ ところが・・コータローさんちの長男君、いきなり何かを掛けたようです。


イケメンの長男君　船中ファーストヒット！

私もですが、大人の皆さんは、羨望の眼差しでそれを見つめます（笑）お父さんが能書きをたれているようですが（笑）そんなことお構いなしに、慣れた手さばきで取り込みにかかります。


この手さばき・・　すっかりベテランですねぇ♪

おぉ～　すっかり釣り人ですねぇ♪ これはお父さんの英才教育も少しは褒めないといけませんね。だけど言うまでも無く、半分は呑み込みの早さと、努力だと思います。上がってきたのは・・これはアジではなく、カサゴでした。根周りの良いポイントには違い無さそうですが、まだコマセは効いていないようです。それとこの日は、カサゴが活発にエサを追っていたようです。最初は棚が低いのかと思っていたのですがそうでもなく、棚を３メートル以上にしてもカサゴが食ってきたのです。お兄ちゃん、この後何匹もカサゴを釣り上げていましたが結果的には、ここで釣れる魚はカサゴかベラだったのでその時、その場所で釣れる魚をきちんと仕留めていたということになります。あっぱれ！コータローさんの長男君とは対照的に、あまり動きが感じられない人がいます。どうしたのでしょう・・船縁に手をかけ、じっと動かない様子・・この様子、どこかで読んだことがありますが・・まさかっ(-_-;)


船縁に手を掛け、身動きできなく・・

危なくなったら遠慮無く言ってくださいね！あの時の手漕ぎとは違い、このボートならトイレまですぐですからね！！追い風に乗れば波しぶきも被りません。心配をよそに彼はただ寒かっただけのようです（笑）ここは粘ってもあまり状況が変わりそうもないので、まんすりあんぐらさんの引き出しを頼り、移動することにしました。気のせいかもしれませんが・・この頃になると、ちょっとだけうねりが落ち着いてきたようにも思えました。サーっと移動して、アンカーを入れてもらいます（笑）ここでも誰より先に魚を掛けたのは長男君でした。


移動直後　またしても長男君が！

船中、長男君を筆頭に何匹かの魚は取り込まれていますが本命はまだゼロです。ガンバレ～！竿先の叩かれかたからしてアジっぽいです。長男君に「アジぃ？」と聞いてみましたが、「わからない」ということでした。この辺、私だったらわからなくても間違いなく「アジですっ！」と言ってたでしょうね。正解率は５０パーセント以下だと思います（苦笑）さぁ　間も無く上がってきた魚は・・？やりました。アジです。


船中第一号の本命！

小振りではありますが、見事船中本命第一号です！常に４人の大人を釣果でリードしてきた長男君。本命も一番乗りでした。これを皮切りに低調ではありますが、アジがポツポツ出ました。そしてアジが釣れなければ・・　という時の裏本命　イシモチも上がりました。


これは嬉しいっ　尺イシモチ！！

イシモチは型が良かったですねぇ。尺前後ありました。アンカーを入れても数匹釣れていたので、流して探っていけばかなりの釣果が見込めると思われます。私もアジ数匹と、良型のイシモチをふたつ上げたのですがもう少し忙しいアジ釣りがしたいものです。終盤に差し掛かってきたこともあり、ここはまたまんすりあんぐらさんに水先案内人をお願いします。その前に、重～いアンカーを揚げていただきました。申し訳ありませ～ん(-_-;) 行先は、この時期限定　まんすりあんぐらさんが温めていたポイント。大津方面からクロベ根方面へ戻る手前辺りです。かつて、彼自身がラストにここへ入って巻き返すことが出来たというまさにこの時点としてはこれ以上無い、最高の選択となりましよう。しかし・・　まんすりあんぐらさん・・どれだけ引き出し持ってるのでしょう（驚）とても月一アングラーとは思えません（笑）そしてお見事！　この移動に実績が伴います。長男君は勿論ですが、場所を選んだご本人もサイズアップ！


揃えば嬉しい　美味しい刺身サイズの本命

にわかに船中活気付きますが・・法廷備品のオレンジライフジャケットの人はまだ片目が開いていません。「来るんじゃなかったなぁ・・」ボートに乗る前から、ずっとこれを言っています。冬に釣りをすることは無い彼ですが、なぜ「行く」と言ってしまったのでしょう。そして、移動の度に「もういいんじゃないですかぁ　早目にあがりませんかぁ」と、どうにもならない後悔をあからさまに口に出していました。なので動きが緩慢だったのですねぇ。まっ　同情の余地は一切ありません。最後まで、頑張って付き合ってもらいます。残り時間もかなり少なくなってきましたが、今釣行一番の盛り上がりです。サイズアップしたアジ中心にイシモチも上がります。上りの時間を考えれば、ラストまでここで釣るのが無難だと思われました。ボートの釣りでは本当によくあるパターンなんですよね。最後の最後でやっとカタチになることって・・今回もまさにそんな感じでした。オレンジライフジャケットの人、このまま型を見ずに終わってしまうのか・・と心配される中、見事に本命を釣り上げます。


最高の笑顔　本心か・・　カメラ用か・・

あれっ　この人ユズキチさんではありませんかぁ！！ライフジャケットの色とのコントラストで、やや黄色く見えますが冬でもトレードマークのオレンジタオルが首に掛かってますねぇ♪ そういえば・・来シーズンからまた原カントクがジャイアンツの采配を振ることになりましたね。これはユズキチさんにとっても良いシーズンになるのではないでしょうか！！ユズキチさん、来シーズンはじゃんじゃん行きましょうねぇ♪ 船中活気が出てくると、更に盛り上げるのがこの人。今までにない、大きなものを掛け、巻き上げに掛かっていたのはまんすりあんぐらさんです。アジやイシモチではないようですが・・上がってきたのは、これもまんすりあんぐらさんの得意な魚！


アナゴハンター　まんすりあんぐらさん

いつだかも、コータローさん親子同船の時、大きなアナゴを釣っていました。狙っていなければ普通に釣れる魚ではないのですが、どういうわけでしょうねぇ・・相性というものがあるのでしょうか。盛り上げはこれだけではありません。更に続きます・・アナゴもこの日の釣果の中では大物でしたが、それとは比べ物にならない引きです。


さぁ　メインイベント開始！

皆さん仕掛を上げてこの大捕り物を見守ります。すぐに上げられる感じではなさそうでした。猛烈な引き・・ご本人いわく、引きはあまり無く、めちゃくちゃ重いとのこと・・ヒラメの線も考えられましたが、これはもしや・・(-_-;)


だいたいくらい５分経過・・　すっごく重そうです(-_-;)

ジリジリと魚との間合いを詰めるまんすりあんぐらさん・・間もなく上がってきそうです。竿先にはイヤイヤをするレスポンスは見て取れますが泳いでいる様子は確認できません。魚はまだ見えませんが、どうやらそれっぽいですねぇ(-_-;) やがて・・ヒラメのような平べったい形が水面下に現れます。あっちゃ～イヤな予感的中です。


ステルスＢ－２現る！

まさに座布団サイズ(-_-;) こいつは本当に重いんですよねぇ・・毒針が怖いので、できたら取り込みたくないですねぇ。という気持ちが伝わったのか・・表層で少し泳がせていると、無事にフックオフ♪ アカエイは何事も無かったかのように、ユラァ～～～・・　と泳いでいきました。めでたし　めでたし・・いや、ヒラメだったらめでたかったけど、これではちょっとねぇ(-_-;) 残り時間は正味３０分程度。ここでコータローさんからシロギスのリクエストが挙がります。冬場は自信無いのですが、秋までは間違いなく釣れるポイントは店前です。帰着も想定し、店前の砂底エリアへ移動しました。横っ腹に風を当て、ドテラで何度かラインを変えて流しましたがベラ、フグ、トラギス等のゲストは掛かるも、シロギスの型は無くリミット５分前（笑）に納竿としました。全体的には低調でしたが、コータローさんの長男君は頑張ってましたし本命はお見事　竿頭だったと思われます。それと、まんすりあんぐらさん・・　言うまでも無く、今回も色々と縁の下でありがとうございました。お陰様で楽しい釣行となりました。ユズキチさんはたいへんお疲れ様でしたねぇ。よかったらお土産持って帰ってくださいねぇ♪　と、次回のご参加を期待してコマセを撒いておきました（笑）コータローさんは実釣よりも、万人に快適な釣りを約束する、今後のボート釣りの参考にもなる、万能竿受け基盤を実用化されました（原案　まんすりあんぐらさん）。上から２枚目の画像がわかりやすいですね。これさえあれば初めて使用するボートでも、持ち合わせのロッドホルダーがどんな仕様のものでも心配無しです。寒くても海にさえ出られれば、楽しいことはたくさん経験できるものですねぇ♪ いや～　釣りってホントにいいもんですねぇ～

今年３度目のレンタル艇での出艇です。レンタルと言えば走水。これまでタイトルに「走水出艇」と記していましたが、正確には伊勢町です。レンタルボート店は・・こちらを利用してしまうと、もう他のお店はなかなか使えません。用途や人数に応じて小刻みにエンジン艇を揃えている、海勇丸さんです。今回は５名での釣行となりますので、海勇丸さんでも一番大きな６人乗り、２５馬力のボートを予約していました。１２月というと・・風で出られない日が一気に増えますねぇ(-_-;) 釣行日を指折り数えながら、周囲のボート店の様子もうかがっていましたが何日も出られない日が続きます。しかし出られた日は、アジは低調ながらも、多彩な釣果が報告されていました。多彩というのは、サワラ、タチウオ、マダイ、クロダイ、ワラサ、イナダ・・　と大物揃いなのでつい目がいってしまい、鼻息も荒くなりますが、想定しているのはアンカーを入れての釣りでしたので、これらの派手なお品書きは見て見ぬ振りをしなくてはいけません(-_-;) するとやはりアジ、サバの釣果が気になるのですが、それは前述の通り・・しかし、イシモチはチョボチョボ出ているようです。アジ、サバに見切りをつけなければいけない状況になったらドテラ流しで専門に狙えば土産はまとまりそうです。ポイントは異なりますが、ドテラで流すのであればシロギスもありです。イシモチとシロギス・・　皆さんどっちを選ぶかですね。なんだか計画が弱気に見えてしまいそうですがアジのポイントをズバリ掘り当てる自信はあるので、この程度で十分かと・・なんせ・・界隈の海底図が頭に入っている、まんすりあんぐらさんがいるのですから。まんすりあんぐらさん？あっ！　メンバー紹介していませんでした。前出のまんすりあんぐらさんは、今回も人間魚探＆アンカー担当・・なのでミヨシひとり占め＆右舷前。左舷はコータローさんと長男君。長男君とは８月２６日　羽田かみやさんで出船して依頼のご対面ですが、一気に顔が大人っぽくなっててビックリ！イケメン君になっていたのでした。イケメンと言えば・・ここの海勇丸さんのご子息も行く度にいい男になっています。で・・右舷　右は誰だったっけ？法定備品のオレンジ色ライフジャケットが妙に似合っています。


メンバーと釣り座　　私は船尾で操船

さて、荷物も載りましたので出艇です。６人乗りですが、さすがに釣り人５人に荷物人数分となると、これで一杯ですね。釣り場ですが、私的には新しいアイデアはまったく出て来ず・・武山根でやってみてダメならガレバ根・・と、いつもの工夫の無いコースを提案します。今回もまんすりあんぐらさん頼りなんですねぇ（苦笑）まぁ　いずれにしても、とりあえずは大津方面へ向かうことになりそうなのでまずは沖へ向かって走り始めます。が・・うねりが高目で、速力を上げることができません。と言いますのも・・実はこの日、前日からの強風が落ちる予報ではあったのですがなかなか落ちてこなかったのです。ここまでは想定内でしたが、７：００の時点で出艇見合わせとなったのです。恐らく、まんすりあんぐらさんと私の中では、八景の午後船に・・そんなことも頭をよぎっていたのでしょう。それにしても時間はまだまだありますし・・風が落ちる予報が遅れているようなので様子見としました。何より出艇見合わせの判断が界隈で一番厳しいと思っていたみうらボートさんが開店から出しているのと・・海勇丸さんの店主によれば、北東風では伊勢町よりも大きな影響を受ける大津の石田ボートさんも出ているとのこと。結果がどう出るにせよ、すぐに決める必要は無さそうでした。私たちは大津の釣り具屋で時間をつぶしていると・・８：３０頃だったと思いますが、女将さんから電話がかかってきました。「出始めました！」私たちのようにダメならダメで・・　と思っていた方ばかりではなく、船宿の駐車場でこの時を今か今かと待っていた方も多く、連絡をいただいてから１０分程度で海勇丸さんに到着した時は、その方たちはとっくに沖へ出て行った後でした。私たちが支度を済ませてエントリーしたのは９：００過ぎでした。と・・そんないきさつで、出艇は７：００から約２時間の遅れとなっていたのです。各店　ボートを出したのですが、まだ多少うねりは残っています。沖のポイントへ行きたかったのですが、それは風が落ちるまで封印。いつもより２時間も少ないので、手っ取り早く近場のポイントということで私のマンネリ提案が出てきたわけです（笑）波を少しでも被らないように進みますが、往きは向かい風となりますのでなかなかそうもいかず、結構濡れちゃいました(-_-;) ごめんなさい。時間はかかりましたが、一応お目当てのポイント付近で魚探をかけます。チョロチョロとアジの棚に反応があります。「じゃ　お願いしま～す」アンカーはまんすりあんぐらさんです。そんなに良い反応ではありませんでしたが、ここは安全第一。とりあえず近場で型が見られたらいいんです♪ ところが・・コータローさんちの長男君、いきなり何かを掛けたようです。


イケメンの長男君　船中ファーストヒット！

私もですが、大人の皆さんは、羨望の眼差しでそれを見つめます（笑）お父さんが能書きをたれているようですが（笑）そんなことお構いなしに、慣れた手さばきで取り込みにかかります。


この手さばき・・　すっかりベテランですねぇ♪

おぉ～　すっかり釣り人ですねぇ♪ これはお父さんの英才教育も少しは褒めないといけませんね。だけど言うまでも無く、半分は呑み込みの早さと、努力だと思います。上がってきたのは・・これはアジではなく、カサゴでした。根周りの良いポイントには違い無さそうですが、まだコマセは効いていないようです。それとこの日は、カサゴが活発にエサを追っていたようです。最初は棚が低いのかと思っていたのですがそうでもなく、棚を３メートル以上にしてもカサゴが食ってきたのです。お兄ちゃん、この後何匹もカサゴを釣り上げていましたが結果的には、ここで釣れる魚はカサゴかベラだったのでその時、その場所で釣れる魚をきちんと仕留めていたということになります。あっぱれ！コータローさんの長男君とは対照的に、あまり動きが感じられない人がいます。どうしたのでしょう・・船縁に手をかけ、じっと動かない様子・・この様子、どこかで読んだことがありますが・・まさかっ(-_-;)


船縁に手を掛け、身動きできなく・・

危なくなったら遠慮無く言ってくださいね！あの時の手漕ぎとは違い、このボートならトイレまですぐですからね！！追い風に乗れば波しぶきも被りません。心配をよそに彼はただ寒かっただけのようです（笑）ここは粘ってもあまり状況が変わりそうもないので、まんすりあんぐらさんの引き出しを頼り、移動することにしました。気のせいかもしれませんが・・この頃になると、ちょっとだけうねりが落ち着いてきたようにも思えました。サーっと移動して、アンカーを入れてもらいます（笑）ここでも誰より先に魚を掛けたのは長男君でした。


移動直後　またしても長男君が！

船中、長男君を筆頭に何匹かの魚は取り込まれていますが本命はまだゼロです。ガンバレ～！竿先の叩かれかたからしてアジっぽいです。長男君に「アジぃ？」と聞いてみましたが、「わからない」ということでした。この辺、私だったらわからなくても間違いなく「アジですっ！」と言ってたでしょうね。正解率は５０パーセント以下だと思います（苦笑）さぁ　間も無く上がってきた魚は・・？やりました。アジです。


船中第一号の本命！

小振りではありますが、見事船中本命第一号です！常に４人の大人を釣果でリードしてきた長男君。本命も一番乗りでした。これを皮切りに低調ではありますが、アジがポツポツ出ました。そしてアジが釣れなければ・・　という時の裏本命　イシモチも上がりました。


これは嬉しいっ　尺イシモチ！！

イシモチは型が良かったですねぇ。尺前後ありました。アンカーを入れても数匹釣れていたので、流して探っていけばかなりの釣果が見込めると思われます。私もアジ数匹と、良型のイシモチをふたつ上げたのですがもう少し忙しいアジ釣りがしたいものです。終盤に差し掛かってきたこともあり、ここはまたまんすりあんぐらさんに水先案内人をお願いします。その前に、重～いアンカーを揚げていただきました。申し訳ありませ～ん(-_-;) 行先は、この時期限定　まんすりあんぐらさんが温めていたポイント。大津方面からクロベ根方面へ戻る手前辺りです。かつて、彼自身がラストにここへ入って巻き返すことが出来たというまさにこの時点としてはこれ以上無い、最高の選択となりましよう。しかし・・　まんすりあんぐらさん・・どれだけ引き出し持ってるのでしょう（驚）とても月一アングラーとは思えません（笑）そしてお見事！　この移動に実績が伴います。長男君は勿論ですが、場所を選んだご本人もサイズアップ！


揃えば嬉しい　美味しい刺身サイズの本命

にわかに船中活気付きますが・・法廷備品のオレンジライフジャケットの人はまだ片目が開いていません。「来るんじゃなかったなぁ・・」ボートに乗る前から、ずっとこれを言っています。冬に釣りをすることは無い彼ですが、なぜ「行く」と言ってしまったのでしょう。そして、移動の度に「もういいんじゃないですかぁ　早目にあがりませんかぁ」と、どうにもならない後悔をあからさまに口に出していました。なので動きが緩慢だったのですねぇ。まっ　同情の余地は一切ありません。最後まで、頑張って付き合ってもらいます。残り時間もかなり少なくなってきましたが、今釣行一番の盛り上がりです。サイズアップしたアジ中心にイシモチも上がります。上りの時間を考えれば、ラストまでここで釣るのが無難だと思われました。ボートの釣りでは本当によくあるパターンなんですよね。最後の最後でやっとカタチになることって・・今回もまさにそんな感じでした。オレンジライフジャケットの人、このまま型を見ずに終わってしまうのか・・と心配される中、見事に本命を釣り上げます。


最高の笑顔　本心か・・　カメラ用か・・

あれっ　この人ユズキチさんではありませんかぁ！！ライフジャケットの色とのコントラストで、やや黄色く見えますが冬でもトレードマークのオレンジタオルが首に掛かってますねぇ♪ そういえば・・来シーズンからまた原カントクがジャイアンツの采配を振ることになりましたね。これはユズキチさんにとっても良いシーズンになるのではないでしょうか！！ユズキチさん、来シーズンはじゃんじゃん行きましょうねぇ♪ 船中活気が出てくると、更に盛り上げるのがこの人。今までにない、大きなものを掛け、巻き上げに掛かっていたのはまんすりあんぐらさんです。アジやイシモチではないようですが・・上がってきたのは、これもまんすりあんぐらさんの得意な魚！


アナゴハンター　まんすりあんぐらさん

いつだかも、コータローさん親子同船の時、大きなアナゴを釣っていました。狙っていなければ普通に釣れる魚ではないのですが、どういうわけでしょうねぇ・・相性というものがあるのでしょうか。盛り上げはこれだけではありません。更に続きます・・アナゴもこの日の釣果の中では大物でしたが、それとは比べ物にならない引きです。


さぁ　メインイベント開始！

皆さん仕掛を上げてこの大捕り物を見守ります。すぐに上げられる感じではなさそうでした。猛烈な引き・・ご本人いわく、引きはあまり無く、めちゃくちゃ重いとのこと・・ヒラメの線も考えられましたが、これはもしや・・(-_-;)


だいたいくらい５分経過・・　すっごく重そうです(-_-;)

ジリジリと魚との間合いを詰めるまんすりあんぐらさん・・間もなく上がってきそうです。竿先にはイヤイヤをするレスポンスは見て取れますが泳いでいる様子は確認できません。魚はまだ見えませんが、どうやらそれっぽいですねぇ(-_-;) やがて・・ヒラメのような平べったい形が水面下に現れます。あっちゃ～イヤな予感的中です。


ステルスＢ－２現る！

まさに座布団サイズ(-_-;) こいつは本当に重いんですよねぇ・・毒針が怖いので、できたら取り込みたくないですねぇ。という気持ちが伝わったのか・・表層で少し泳がせていると、無事にフックオフ♪ アカエイは何事も無かったかのように、ユラァ～～～・・　と泳いでいきました。めでたし　めでたし・・いや、ヒラメだったらめでたかったけど、これではちょっとねぇ(-_-;) 残り時間は正味３０分程度。ここでコータローさんからシロギスのリクエストが挙がります。冬場は自信無いのですが、秋までは間違いなく釣れるポイントは店前です。帰着も想定し、店前の砂底エリアへ移動しました。横っ腹に風を当て、ドテラで何度かラインを変えて流しましたがベラ、フグ、トラギス等のゲストは掛かるも、シロギスの型は無くリミット５分前（笑）に納竿としました。全体的には低調でしたが、コータローさんの長男君は頑張ってましたし本命はお見事　竿頭だったと思われます。それと、まんすりあんぐらさん・・　言うまでも無く、今回も色々と縁の下でありがとうございました。お陰様で楽しい釣行となりました。ユズキチさんはたいへんお疲れ様でしたねぇ。よかったらお土産持って帰ってくださいねぇ♪　と、次回のご参加を期待してコマセを撒いておきました（笑）コータローさんは実釣よりも、万人に快適な釣りを約束する、今後のボート釣りの参考にもなる、万能竿受け基盤を実用化されました（原案　まんすりあんぐらさん）。上から２枚目の画像がわかりやすいですね。これさえあれば初めて使用するボートでも、持ち合わせのロッドホルダーがどんな仕様のものでも心配無しです。寒くても海にさえ出られれば、楽しいことはたくさん経験できるものですねぇ♪ いや～　釣りってホントにいいもんですねぇ～